2010-01-01から1年間の記事一覧

年末登山、箱根・矢倉岳

今年の年末登山も孫と一緒。箱根外輪山の更にその先、足柄山の金太郎が熊と相撲を取ったと云う辺りを歩くことにした。麓の何処かに車を止めて山に登り、足柄峠から足柄古道を下ろうかと云う極めて大雑把な計画。食べ物と防寒具だけはガッチリ決めて出かけた…

平成22年登り納め

平成22年も残す所あと数日。今年の外岩は年初からRの岩場一本。通った成果か、目標の11cを2本達成した。ところが秋に右手親指の腱を痛め元の木阿彌。暫しの休息の後、何とか元に戻そうと努力しつつ年末を迎えた所である。未だ低迷の中にあるが、今年1年…

誰にも会わない奥多摩、タワ尾根

天祖山や酉谷山に登った際、気にかかっていたタワ尾根であるが、11月末の天目山登山の際、トレースがあることを知った。藪山と云う事で、冬枯れの今は最適であるが、昼時間の短さと予期せぬ降雪が問題点。今回は山ノ神を家に残し単独で出かけた。時間目標は…

御坂山地西端、蛾ケ岳

毎年冬場は富士山を眺める山行をしているが、蛾ケ岳は何と無く気に懸かっていた山である。陽が最も短い12月であるが、市川大門の碑林公園から往復することにし、早朝出発で、山ノ神と出かけた。約7時間コース、アイゼンも準備し、予備コースは四尾連湖から…

南ア深南部・前黒法師岳

先月の11月に寸又朝日岳に登ったが、そこから眺めた前黒法師岳が忘れられず再び寸又峡へ出かけることになった。今回は山ノ神も連れて行きたい。然し陽が短くなる中での8時間(-)行程は結構厳しい。前日、寸又峡温泉に車中泊し登ることにしたが、山ノ神には…

丹沢・寄沢の紅葉

寄(やどろぎ)沢周辺は、丹沢の表玄関・渋沢、裏玄関・松田、この何れからも近い場所にありながら、不遇の存在で登山者があまり訪れない場所だ。それだけ静かで、取って置きの場所でもある。11月末に桧岳に登った際にも、少し盛りを過ぎてはいたが、見事な紅…

丹沢・桧岳(ひのきだっか)

丹沢・桧岳山稜は44年前、ワンゲル新人歓迎山行で歩いた道だ。初日は山神峠を越えた玄倉川の河原で、今では考えられない盛大な焚き火をやり、歓迎夕食会。翌日は雨山峠からこの山稜を縦走し、高松山から山北駅に下山した。2年程前から当時のコースを分割し…

奥多摩・ゴンバ尾根から天目山

奥多摩の紅葉が見頃の様なので、山ノ神と登る山を物色した所、天目山(三ツドッケ)に決めた。ヨコスズ尾根を登ってゴンバ尾根を下る周回案で考えたが、駐車場を求めるうちに面倒くさくなり、ゴンバ尾根からの往復に変更。状況により酉谷山を廻る事にした。 …

奥大井・寸又峡の紅葉

11月16日(火)寸又峡奥の朝日岳へ登った。容量の関係で山行記録に載せられなかった紅葉の写真を何枚か拾って載せてみる。当日朝の道路はガラガラで、道端に車を止めて写真を撮ることが自由に出来たが、山から下りた午後はまるで別世界に飛び込んでしまった。…

秋の南ア深南部・朝日岳

朝日岳は大井川の奥、寸又峡の奥にある1800m峰である。温泉から大井川の吊橋まで下り、そこから一気に1400mを登る。帰りの登り返しも含めると累積標高差は1500m+。来年夏の2500m往復登山を頭に入れて腕試しならぬ足試しで登ってみた。 ●場 所:南ア深南部・…

秋の世田谷観音

世田谷観音は最近土曜日の朝市で有名になっている。この観音の別名を特攻観音と知っている人は多くないのではないか。11月12日(金)この世田谷特攻観音にお参りした。特攻隊は昭和19年10月20日、海軍が神風特別攻撃隊の編成を下令、21日に大和隊がレイテに突…

霧氷の赤城、黒檜山~地蔵岳

赤城山へ登ったのは13年前の11月末。霧氷が綺麗であった記憶がある。未だ霧氷には早いかもしれないが紅葉を期待して出かけてみた。前回は黒檜山~駒ケ岳コースであった為、今回は逆周り。更に地蔵岳を含めた8の字周回コースで周ることにした。当然前夜発、前…

孫の七五三

11月15日は七五三の日。6日、少し時期が早いが5歳になった三番目の孫の七五三祝いをした。5歳では袴を着けるのが習いである様だが、今回は(も?)略式で、他所行きの一張羅を決め込み?氏神様にお参り。当初は緊張していたが次第に本来の5歳児に戻り、…

三ツ峠、孫と一緒に山歩き

明治節の11月3日は晴天の特異日。親指が若干不自由であるが、黙っていられる筈がない。息子、孫(3番目)の希望で一緒に山へ出かけることになった。孫は景信山、高尾山、日の出山、宝登山、鷲ケ峰、北横岳と連れて行ったが今回は三ツ峠山。裏登山口から登り河…

紅葉の南ア・深南部、大無間山(2完)

【第2日・10月27日】朝4時半に起床。外は濃霧でヘッドランプの明かりが利かない。日の出時間の6時を待ち、霧雨の中を出発。アイゼンは念のため携行したが荷物は軽い。足元と霧と紅葉を見ながら鋸歯を進み、P1を超えた鞍部で一休み。登山道右手に大きなガ…

紅葉の南ア・深南部、大無間山(1)

大無間山は標高2329m。それ程高い山ではない。然し、登山口との標高差1650m+途中の起伏を含めると累積標高差2400mのハードな山である。日が長い夏場、軽装で日帰り往復案も考えたが、遂に秋になってしまい、オーソドックスな小屋泊まり2日案に落ち着いた…

悪い11aをやっと克服

今年の外岩クライミング目標は11c。4月初めに初めて11bcをRP、5月末に11cdもRP。年度目標を早々に達成と喜んでいたのだが、隣の11aが登れない。体質的に無理なのではと自己暗示をかけて諦め、今年の目標達成も何と無く画竜点睛を欠く状態であ…

紅葉真っ盛り、奥日光・大真名子山

信州から戻って最初の週末、天気予報が晴れとあれば身体の中に居座る山虫が疼き、黙っていられない。今まで登って無く、紅葉が綺麗で且つ易しい山を考える・・と、あった。これしかない、と云う事で大真名子~小真名子に決定。夏に女峰山に出かけた時は東北…

八ヶ岳中央部縦走(2完)

(第2日)10月7日の朝は雲海に浮かぶ奥秩父からの陽光で開始。気温は氷点下。小屋入口の板敷きが凍って滑る。山々が赤く染まり、赤岳の影が次第に小さくなっていく。絶好の登山日和だ・・等等と感傷に耽っている間に朝飯時間。少し遅れて朝食に行き、時…

八ヶ岳中央部縦走(1)

10月初め、信州のアジトから出撃し、八ヶ岳へ出かけた。同行は札幌と熊本の御客人。希望は未だ登ったことが無い夏の赤岳。当初は硫黄岳の石室泊を考えていたようだが、美濃戸まで車で入れることをアドバイスし、赤岳天望荘泊まり、硫黄から阿弥陀までの中央…

秋合宿の終了、御別れ

北海道、九州の岳友との秋合宿もいよいよ終了。合宿と云いながら山歩きは八ヶ岳縦走のみで、後は只管小屋修理となってしまった。次回はここを活用して頂けるので、これに懲りずまたお出で下さい。夜は皆さんが持ち寄ってくれた食材、酒による盛大な?送別の…

視界を遮る枝の伐採

本物の御柱を見に行ったOさん、I田さんの申し出により、視界を遮る枝の伐採をお願いすることとなった。北海道と九州のクライマーのコンビで11Aはあろうかと云う落葉松第1、落葉松第2、栗の木の3本のルートに挑戦。スラブで馴らしたスメアリングを樹皮に…

村で初めての御柱祭(小宮祭)

10月10日(日)は、村で初めての御柱祭(小宮祭)。村内で伐採された樅の木は11時に村の入口を出発。村の守り神・山ノ神まで里曳きならぬ村曳きされる。(ややこしくなるが、ここの山ノ神は本当の神様。我が家の山ノ神とは違います)来客のO氏御夫妻はI田さ…

クラフト工芸展を覗きました

10月9日(土)は朝から雨。小屋の修復作業は殆ど完了し、何処かへ行きたい(登りたい)所だが・・・残念。八ヶ岳農場近くで開催されたクラフト工芸展を覗いた後、天狗岳表登山口にある温泉に浸かった。工芸展はテントに店を構えたバザールの集まりで、地元出…

Aさんをお見送り

札幌からのお客さんの一人、笑顔が素敵なAさんが先に帰還。善光寺経由で御嬢さんの待つ横浜へ出発した。楽しく過ごした思い出を残し、皆でお見送り。山ノ神達は長野まで御一緒した。またお出で下さい。

小屋を支える支柱の交換、完了

5日に開始し、6~7の赤岳登山で中断していた支柱の付け替えが、8日再開。I沼棟梁の美意識では本人が納得できない点もあった様であるが、立派に完成した。これで長野に大地震が起きても大丈夫。ノミを駆使しての微妙な調整に苦労も見られたが流石大悟。…

秋の恵み、村の動物達ごめんね

赤岳から戻った7日夕。山ノ神達からキノコ情報を収集。我家の山ノ神の案内でベテランのO氏と共に直ちに出動。山登りの疲れも見せず、長靴、運動靴に如意棒、枝切り鋸と討ち入りを思わせる出で立ちで出かけた。が・・・場所がどこであったか山ノ神の記憶が…

天気に恵まれ、赤岳へ

10月6~7日、爺組4人は、八ヶ岳・赤岳へ出かけました。紅葉は少し早かったけど、硫黄岳~阿弥陀岳までの一泊行程は楽しい旅でした。作業の疲れが取れたのか、逆に溜まってしまったかは判りませんが。皆元気で下山。何処かの庵では、下山即生ビールと云う…

小屋補修・ベランダと玄関御柱が完了

10月5日(火)天気晴れ。大工ではないが第五(大悟?)位であると云うI沼棟梁の采配の下、O会長と小生の3人でI沼工務店を臨時設立。宙ぶらりんであった玄関前の御柱は見事蘇った。この御柱は遥か10m先の山から切り出され山の斜面を下り里引きされた物で…

北海道・九州から来客到着、村は大賑わい

10月3日、北海道からフェリー・自家用車で、九州から飛行機・列車で岳友が夫々到着。愉快な岳友達で村は俄然賑やかになった。明日からの荒天を予想し、I沼棟梁の指導のもと到着直後にも関わらず修復作業を開始。夜は歓迎会を開催したが、逆に歓迎されてし…