御坂山地西端、蛾ケ岳

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毎年冬場は富士山を眺める山行をしているが、蛾ケ岳は何と無く気に懸かっていた山である。陽が最も短い12月であるが、市川大門の碑林公園から往復することにし、早朝出発で、山ノ神と出かけた。約7時間コース、アイゼンも準備し、予備コースは四尾連湖から往復を腹案とした。
●場 所:御坂・蛾ケ岳
●時 期:平成22年12月18日(土)
●同行者:山ノ神
●時 程:四尾連湖Ⓟ 0900、大畠山肩 0925、蛾ケ岳西ノ肩 1000-1010、
    蛾ケ岳頂上 1025-1100、大畠山 1150-1155、四尾連峠 1210-1220、
    烽火台 1255-1310、四尾連峠 1340、水明荘 1350-1355、Ⓟ 1415
東京を6時半前に出発。何時もより早い出発であったが以外に車が多い。甲府盆地に入ると雪は無いが肝心の南アルプスが雲で覆われている。何と無く意気を殺がれ、サッサと安易な腹案に変更。富士山は途中でも良く見えていたのでせめて富士くらいは眺めたいと云う気もあった。到着した駐車場には車が無かったが出かける直前に犬を連れた人が到着。落葉一杯で気持ち良い陽だまり道をジグザグに登ると大畠山の肩。ここからは尾根道で甲府盆地の市街が良く見渡せる。痩尾根があるとのことで怖がりの山ノ神用に補助ロープも持参したが全く問題ない良い道であった。山肌を右から巻き、尾根を乗越す所が西の肩で宇宙人の様な石仏が印象的。ここから山頂は直ぐであるが一応休みを入れる。山頂までは表示通り15分の急登。富士山が切り開きの向こうに逆光で聳えている。南アルプスの雲も幾らか薄くなり一部が見えて来たのは嬉しい。陽だまりで早い昼食を取っていると次々に登山者が登ってきたため、場所を譲り、山頂を後にする。帰路は往路を戻る訳であるが、大畠山への立ち寄りと四尾連峠の文学碑を見ることにした。天気は良いし未だ時間もある。更に烽火台まで足を延ばす提案をすると山ノ神が快諾。戦国の世に思いを馳せて気持ちの良い道を往復した。峠からは湖畔の水明荘に立ち寄り、湖畔道を一周。小さいながら中々綺麗な湖を散策、湖水越しに蛾ケ岳を眺めることも出来た。当初、安易に予備コースを選んだことを悔いたが、四尾連湖を楽しみ、結果良しの良い一日であった。到着した時、駐車場には既に車が無く、来た時と同じ静けさとなっていた。