紅葉と霧氷の浅間山

間も無く立冬を迎える11月初め、浅間山に登ることにした。44年前の4月初め、峰の茶屋から山頂に登り、帰路、小諸側に下り、国鉄駅まで歩いた記憶がある。その後浅間山の火山活動により登山規制が敷かれ、前回は仕方なく黒斑山から眺めて我慢していたが、火山活動が平穏になり、規制が緩和され、火口から500mの前掛山迄入山可能になった事を知り、再び山ノ神と出登ったと云う訳である。コースは小諸側の天狗温泉・浅間山荘からの往復(標高差1100m)である。
●場  所:浅間山(前掛山) 2524m
●時  期:平成25年11月5日(火)
●同行者:山ノ神
●時  程:浅間山荘 0815、二ノ鳥居 0910-0905、火山館 1010-1035、
       浅間山(前掛山)頂上 1215-1250、火山館 1355-1410、不動ノ滝 1450-1500、
       浅間山荘 1530、
家を出たのは朝5時。寄居PAで休憩中に朝日が顔を出した。昨夜まで降っていた雨の所為で一部の道路は未だ濡れている。通過した佐久盆地は低い雲で覆われていたが、高峰林道を走るうちに晴れ間も見えだした。到着した浅間山荘前には車が数台留まり、山支度の皆さんもチラホラ見える。
登山口(標高1400m)の紅葉
イメージ 1
 
落葉松の黄葉を敷き詰めた、歩き易い路が続く。
イメージ 2
 
カモシカでも出ないか期待していたが、出て来たのは足音に驚いて飛び出した小さな鼠。
イメージ 7
 
牙山が右手に近づいてくると、間も無く火山館。この先の谷間は硫黄の臭いが漂う。
イメージ 8
 
湯の平を抜けると目の前に浅間山が出現。日影には雪があったが、殆ど溶けていた。
イメージ 9
 
霧氷に覆われた山の斜面。陽が当たる場所に雪は無く、エビのしっぽが草に張り付いていた。
イメージ 10
 
火口手前500m地点。ここから先は立入禁止。薄く上がる煙をを見ながら右へ直角に曲がる。
イメージ 11
 
前掛山は第2外輪山の最高地点。山頂より44m低いが立派な山頂である。
イメージ 12
 
白馬3山は確りと雪を頂いている。写真には無いが立山、後立山の両連峰も良く見える。
イメージ 13
 
雲の間から顔を出した槍~穂高の山々。富士山、北岳、も見渡せた。
イメージ 3
 
浅間山最高点をバックに。ここが今回の浅間山頂上(前掛山)2524m。風もなく最高の天気。
イメージ 4
 
下山路から眺めた第1外輪山の火口壁。トーミノ頭付近か?
イメージ 5
 
下山後、一風呂浴びて車に戻ると、夕日が山肌を染めていた。後はゆっくり安全運転で帰宅。
イメージ 6