台風一過、上越・吾妻耶山

台風22号が通過した後、関東では木枯らし1号が吹き荒れたが、木枯らしも止んだ翌日、谷川岳のすぐ南にある吾妻耶山に出かけた。台風の雨で富士山に積もった雪が無くなったと報じられていたが、その後の北風で山がどうなっているか判らない為、軽アイゼンとスパッツ、防寒手袋は持参した。車のタイヤは3日前にスタッドレスに履き替えている為、一安心。
●場  所:上越・吾妻耶山 1341m
●時  期:平成29年10月31日(火)
●同行者:山ノ神
●時  程:仏岩ポケットパークⓅ 0900、仏岩峠 0925、T字路 1005-20、
  吾妻耶山頂 1105-20、赤谷越峠 1140、大峰山 1205、赤谷越峠 1230、
  スキー場最上部 1240、吾妻耶山頂 1255-1315、T字路 1355、
  第1分岐 1410-25、仏岩峠 1450、仏岩ポケットパークⓅ 1505、

家を出たのは5時30分。都内も高速も、車が多かったが順調に流れ、登山口到着は8時過ぎの見込みであった為、渋川で高速を下りた。しかし、現地のローカル通勤渋滞に嵌り、登山口駐車場に着いたのは、8時50分。所沢ナンバーの車が1台止まっていた。(先行者1パーティーか?)
車での移動途中、榛名山は紅葉真っ盛りで、快晴の青空に輝いてピカピカ。然し、進むにつれ雲が覆い被さり、谷川連峰は山頂部が雲に隠れ、その中腹は真っ白の冬景色。これから登る吾妻耶山も紅葉の中にチラホラ白いものが見え隠れし、若干不安が残るが、兎に角、出ー発-つ!
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仏岩峠への道
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仏岩峠からすぐ先の稜線東側に頭巾を被った僧侶の様な仏岩があった。
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1090m峰の巻道から吾妻耶山頂が見えた。滑落注意の標識が多い。
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台風の爪痕を通過。根から倒れた巨木が巻道を塞いでいる。
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すぐ後ろの谷川岳は陰鬱な冬景色。
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落葉の上に夜降った雪、その上に紅葉を載せたミルフィーユ。
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山頂直下の凹地、地隙を通過する。
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薄っすら雪が積もった登山道に、先行者の踏み跡は無かった。
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急斜面を登って到着した平らな吾妻耶山頂上。自分達だけで独り占め。
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山ノ神はこれから読書。ここからは、単身で大峰山往復に出発。
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大峰山へは平らな頂上部を反対側まで戻って下る。分岐点付近の紅葉。
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何もない大峰山頂。三角点(コーンの横)に触って休まずにすぐ戻る。(まるでレース。)
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眺望を期待しての大峰山であったが、赤沼越近くで、やっと吾妻耶山が見えた。
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赤沼越からスキー場への道に入る。最上部から眺めた大峰山
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本を読んで、待ちぼうけの山ノ神。スキー場経由の登山者で賑わっていた。
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ピストン後で一息入れる小生。バックの胡麻塩頭山は、阿野川岳。(来春行こう)
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皆さんが下山した後、我々も腰を上げる。残るのは3つの石祠(世界遺産候補?)
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往路雪が残っていた地隙の側壁。柱状節理のようにも見える。
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山毛欅の紅葉と晴れ上がった空。谷川連峰主稜線は、未だ雲の中。
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急斜面の下りが終わり、T字路手前辺りから山頂部を振り返る。
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往路も通過した崩壊地。大きな山毛欅2本が重なるように倒れ、その下を再び通過。
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基部からの仏岩。登ろうとしたが、山ノ神から止められ、素直に従う。
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仏岩。この後、当初の予測より、1時間近く遅くなったが無事登山口へ戻る。
帰路は仏岩トンネルを猿ケ京温泉に抜け、往路同様、渋川から高速に乗り19時家に到着。
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