冬枯れの父不見山と赤久縄山

秩父盆地の北を画する一連の山々は、アプローチの遠さと1000mという標高の故か、足が向かなかったが、父不見山(地形図では、ててみずやま、現地指導標では、ててみえずやま)に出かけてみた。登山出発地点は、群馬県神流町生利の杉ノ峠北登山口。ここからから父不見山とその先の大塚(長久保ノ頭)を往復した。
往復終了後、時間が早かった為、神流川を挟んだ北側の赤久縄山へ向かった。スーパー林道が閉鎖されていれば早滝を見て帰る心算であったが、幸いスーパー林道開いており、東登山口から往復した。
●場  所:父不見山 1047m ・ 赤久縄山 1522m
●時  期:平成28年12月4日(日)
●同行者:山ノ神
●時  程:【父不見山】
   杉ノ峠北登山口 0810、三俣 0825、ザル平林道跡 0855-0905、
   杉ノ峠 0925、父不見山 0955-1025、大塚1045-1110、
   父不見山 1125、杉ノ峠 1150-1200、杉ノ峠北登山口 1235
  【赤久縄山】 (車で移動1240=1320)
   東登山口 1325、赤久縄山 1355-1420、東登山口 1440

家出発は、5時半少し前。花園ICから国道を走り2時間半で目的地に到着。登山道と林道が交差する300mくらい手前の路肩に車を停めて歩き出した。午後から曇り予報であったが、天気は良く、気温3℃。
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小さな流れ3本の三俣。若いカモシカに出会ったが、写真を撮る間もなく逃亡。
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杉ノ峠。埼玉県からの道が上がって来ている。
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冬枯れの木立ちに囲まれた父不見山頂。
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山頂の樹間越しに眺める東西の御荷鉾山。
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大塚への途中で白い山・・(八ヶ岳の硫黄岳と天狗岳)、左下は叶山の墓場。
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大塚山頂(1065m)南の伐採地からは城峯山が良く見えた。
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展望地点を探して20分。山ノ神は大塚山頂で待ちぼうけ。でも此方は休憩なし。
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緩い下りは得意な山ノ神。落葉を蹴散らして登山口へ猛進。この後、山の神のの勢いに乗り、当初は予定していなかった赤久縄山へ。
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赤久縄山東登山口からの南望。奥秩父の山並みが広がる。《拡大可能
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山ノ神も車に残らず歩き始める。自然林と小さな笹が良い。
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一等三角点が設置された赤久縄山頂。
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午後からの予報は曇りだったが富士山も見える。《拡大可能
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山頂から甲武信と国師金峰山には雪がついていた。
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御荷鉾山を前に西日を背中に受けて登山口へ下山。帰路はお決まりの渋滞であったが、19時半、3時間45分かけて無事帰宅。今回も良い山旅であった。
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