上州・角落山と剣の峰

ゴールデンウイーク後半のみどりの日、信州・茅野への途上、浅間山東方にある角落山と剣の峰に立ち寄った。角落山へのコースは白沢を詰めて北側の急斜面(男坂)を登り、南西尾根(女坂)を鞍部に下り、剣の峰を往復した後、鞍部から女坂コースの残りを下りじご林道を歩く周回コース。
●場  所:上州・角落山 1393m、剣の峰 1429m
●時  期:平成29年5月4日(木)
●同行者:単独
●時  程:白沢橋 0830、C1180m稜線 0940-50、角落山頂上 1030-45、
     鞍部 1100、剣の峰頂上 1135-1210、鞍部 1235、
     女坂登山口 1255-1305、白沢橋 1340、

信州・茅野への途上としては、かなり遠回り。今日は、明るいい内に茅野へ着かねばならず、余りゆっくりは出来ない。東京を5時に立ち、高崎から草津街道へ入り男坂登山口の白沢橋には8時20分に到着した。狭い林道であるが車は多く、意外な人気?に驚く(後で皆釣り師であることが判明)。白沢橋の駐車スペースに他の車は居なかったが、車を端に寄せて止めた。
男坂コースのスタート地点。先ずは白沢を渡り、左岸の踏み跡を辿る。
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谷の奥に、角落山らしき山影。
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左岸の巻道は小滝を迂回して登って行く。
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錆びた案内板から左の小沢へ入る。流れは殆ど無い。
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大岩を過ぎると、蟻地獄の様な急傾斜になり一進一退、足元が滑る。
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辿り着いた稜線には爽やかな風が吹き、200m強の標高差を以て角落山が聳えている。ここからゆっくりと下り、一気に急登が始まる。
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岩と木の根頼りの急登。鎖も確りついているがあまり当てにはならない。
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木の根だけが頼りの場所が一番厄介。傾斜は50度超。
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男坂から眺める、浅間山と浅間隠山。
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最後の鎖場。最下部は岩角が丸く、重宝した。途中の横断ロープでは、安全バンドカラビナのセットで安全確保。(持参した補助ロープは出すことが無かった。)
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角落山頂上。反対側から登って来た2組の登山者と出会う。
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角落山からの展望。
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これから向かう剣の峰へは160m下り、200m登る。
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剣の峰への登りから角落山を振り返る。
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剣の峰頂上。北側が断崖であることは展望台まで行かないと認識できない。
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山頂にて。(ここで出会った先ほどの2組4人が、4日の全登山者であった様だ。)
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下山は、先ず角落山と剣の峰の鞍部へ戻る。道は尾根の南や北を通過するが、北側は切り立っており、緊張を要する。
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鞍部から。剣の峰の北側を巻く様に林道へ向けて下る。
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山腹を巻く辺りはガレた斜面の通過もある。
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穏やかでなだらかな樹林帯をゆっくりと下ると女坂登山口となり、赤沢林道に合流。
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赤沢は水が赤錆びた色をなし、赤沢橋で川浦林道に合流。
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赤沢橋から10分で白沢橋に到着。見上げると角落山上部が見えていた。
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帰路、二度上峠から眺めた角落山。浅間隠山への登山者で賑わっていた。
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