四方原山(よもはらやま)

信州低山歩き第4弾(最後)は西部の佐久地方、群馬県境に近い四方原山。この山には北側の十国峠を通る武州街道からも道があるようだが、南側・北相木村の東山林道からの周回コースを選択した。
●場  所:佐久、四方原山 (1631m)
●時  期:平成27年10月30日(金)
●同行者:山ノ神
●時  程:トワタリ沢入口 0945、二俣 1040、稜線 1120-1130、
   四方原山頂 1145-1150、林道下降点 1200、地蔵付近 1210、
   林道下降点 1220、林道 1225-1235、トワタリ沢入口 1320、

当初、この山はブドウ峠経由で東京へ戻る際に登る筈であったが、帰宅日が雨予報のため予定を変更して茅野からの往復になった。八ヶ岳の反対側にある2時間プラス行程の山なので、ゆったりと構え7時過ぎに出発。八ヶ岳を北から回るか南にするか、はたまた中央突破(麦草峠)するかが当面の問題。カーナビの御託宣により北回りにした結果、登山口トワタリ沢に着いたのは9時半であった。駐車場は無く、沢沿いに辛うじて1台が置ける状態。登山道は古い林道の様で落葉が目一杯積り、すぐ先で道が無くなっている様だ。
トワタリ沢コースは標識とは逆方向。車の後ろの廃林道を進む。
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直ぐに道が無くなり沢道へ。落葉が岩穴を隠し、水面も落葉が覆っている為、極めて注意が必要。幸いにして沢に嵌り込むことは避けられた。
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小滝の巻道。山ノ神に撤退宣言されるかと思ったが平気で通過したので一安心。
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沢岸を左右に渡りながら進むが倒木潜りに一苦労。尖った小枝が凶器になる。
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二俣から先は沢の中。ここにも倒木が確りと待ち受けている。
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最後の詰めは落葉松の落葉を敷き詰めた急斜面の直登。
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最後は目印のテープに関係なく鹿道を活用。兎に角稜線へ出る。
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稜線から一等三角点の山頂までは15分ほど。踏み跡から外れ展望の全くない頂上は木の案内板も壊れ、寂しい状況。
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ヤマボクチ(アザミ科)の天然ドライフラワーが沢山あった。
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山頂から西へと落葉で埋まった踏み跡を辿り、地蔵様を捜すことにする。
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小鞍部の北側に大型トラックが出現。立派な林道が北側から上がって来ていた。
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地蔵様は結局見つからず、東山林道下降点から林道へ下る。
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降りた林道には立派な標識。誰も来ない林道ど真ん中で休憩しパンを食べる。
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落葉松の黄葉の中、林道を行く。緩い下りだが、時々登り、別の林道にもぶつかる。
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今日一番の紅葉か?黄緑色の引き立て役に座布団1枚。
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南にはこのエリアの盟主・御座山(2112m)が見え隠れ。
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間もなく車がポツンと待っているトワタリ沢の出合。茅野に戻ってもう1泊、延べ1320㎞を走り信州4山、甲州1山に登った秋の山旅を終了した。
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