北ア・白馬岳~朝日岳の花(2/2)
(その1から続き)
平成27年8月1日、白馬岳から雪倉岳を経て朝日岳へ向かった。途中巻道が多く、多くの雪田を通過した。雪が解けた跡は、新しいお花畑に変わり、開花したばかりの瑞々しい高山植物が我々を迎えてくれた。白馬岳~朝日岳の高山植物を紹介する。
得撫草。鉱山道分岐付近で花が残った1株を辛うじて発見。今日は幸先が良い。
深山塩竈と伊吹麝香草の競演。
イワオウギ。少し時期が過ぎているが、岩稜の随所で見られた。
白山小桜。更にこの花がつけば初夏の代表花の揃い踏み。
日光キスゲ。鉢ケ岳東面の巻道。雪渓の下は冷たい水が得られ絶好の休憩地。
唐糸草。雪倉岳避難小屋以降朝日小屋まで、終始目を楽しませてくれた。
白山シャジンの白花。隣の松虫草に寄り添う白衣の麗人。
高嶺薔薇。雪倉岳北面の下りで道端に咲いていた。
白馬浅葱。雪倉岳北面にて。
車百合。赤男山西面の巻道にて。
白根葵。水平道の残雪脇、笹薮の中にひっそりと咲いていた。
猩々袴(ショウジョウバカマ)。こちらも雪解け跡の定番。5月に戻った様だ。
衣笠草。水平道には小ぶりのや花の色が緑っぽい物もあった。
(まだ多くの花が短い夏に、美を競い、朝日岳以降も五輪高原、兵馬ノ平と花の湿原が続いたが、バッテリーの命脈が危うくなり、花のブログは、その2で終了する)