小川山マルチ合宿②

マルチ合宿3日目は、西俣沢奥のボルトルートということで9時過ぎに出発。林道を金峰山方向へ約40分歩いた小さな社の先に出発点があった。(後で調べたら『流星めぐり(9p)』であることが判ったが、登ったのは6p。最初の3pと最終p以外はどこを省略したか定かでない)
昨日・2日目は、最終ピッチのチムニーで身体全体のジャミング状態になり、往生した為、トップは荷物を持たず、残りの2人が代わりに持つことになった。(まさか最後まで荷物を持ってもらうことになるとは、この時点では全く予想をしていなかった。)
流星めぐりは誰にも会わず、15時過ぎに終了し、17時にテントへ戻ることが出来た。
夜はY田さん手製のトマトシチュウ。焚火も良く燃え、誰もいなくなったテント場に我々の灯りだけが輝いていた。勿論、空は・・満天の星。
翌朝、4日目の朝、動くたびに皆が発する言葉は『イテテ・・』『ウ!』等等。
本音は昼寝スラブ、温泉クラックのマルチが良いのだが・・、結局近くの兄岩へ出かけることになった。登ったのは兄岩上部の『もみじ』。
最後に登った今回の合宿の企画者であり、リーダーであるY田氏の発言「良いウオーミングアップであるとともに、良いクールダウンであった」により、合宿は実質的に終了。テントを乾かし撤収の後は風呂、焼き肉と待望のマルチコースを堪能した後、カマドウマ達が待つ我が村の小屋に泊ってもらい、翌日解散。S井さんと別れ、東京組は車で帰路についた。
今回はNPの使い方やマルチの登り方を実戦で経験出来、得難い体験をさせて頂いた。後ろから叱咤激励して頂いた2人に感謝・感謝の合宿である。
 
何処へ行くかは知らねども、クライマーは黙々と歩く。目指すは『?ルート』出発点。
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何ピッチ目か判らないが、兎に角『準備よし』
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最終ピッチを登る直前。今日はザックとカム類が無い為身軽でスッキリ。
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最終ピッチ登攀終了『ビレイ解除』
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終了点から登って来た跡を振り返る。
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終了点の先を覗く。ひょっとしたら、ゴジラ岩のトップ?
 
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兄岩『もみじ』を楽しむS井名人。怖かったのでカムを2本使用。
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登り終わって一息入れるメンバー。後ろに観音様の様な岩が見える。
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川端下方面から屋根岩を振り返る。4日間の好天に感謝。暫くすると青空から雨が降って来た。
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