道志・御正体山の花
5月14日(土)道志・御正体山を歩いた時の花です。
表登山口の三輪神社前、エンレイ草と何かユリ科の花がありました。
エンレイ草は既に花が終わり、緑の実を結んでいます。
ユリ科の花はホウチャク草でした。
物置台の様な物の下にありました。
林道を登っていくと菫や山吹、たんぽぽが一杯。
コンクリで固めた急な道を喘ぎながら登ると、傍らに小さな花。
ヒトリシズカが本当に静かに佇んでいました。
林道が終わったのは、歩き出して1時間半近く経ってから。
下山予定の道坂峠辺りと同じ高さになってました。
新緑が萌える気持ちの良い尾根を辿ると、黄色い花が通せんぼ。
ウコンウツギの様です。通せんぼに感謝。
山頂までは素晴らしい新緑と、その合間から覗く山々を眺めます。
峰神社からは富士山も白い姿を現しました。
足元にも時々白い、若干ピンクがかった花弁が落ちてました。
山頂から道坂峠へ下る路で疑問が解消。
小さな桜の花でした。豆桜の様です。
既に多くが散ってしまいましたが。
健気に残っている花です。頑張れニッポン桜と名付けましょう。
道坂峠への路は都留と道志の境界線。
都留側の藪の中にエンレイ草を発見。白花のエンレイ草でした。
大きな群生は無かったものの、良く捜すと、
彼方此方に大きな緑の3枚葉と遠慮がちな白い花が見られました。
尾根の道志側は開放的。
陽だまりに菫が咲き競っていました。
その中にピンクのエイザン菫を発見。
花が萎れかけているのが気になります。
この辺りの多数派である壺菫にも敬意を払い、1枚撮影。
近くに白いエイザン菫もありました。
最後は花ではないが、尾根を守る様に並ぶ橅達。
ゴツゴツした滑らかな木肌であるが隆々とした筋肉の様な幹、
ここは横浜市民の水源の森にもなっているのだ。