御坂・三方分山

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以前、毛無山登山の際、精進湖周辺にハイカーの姿を見かけ、不審に思っていた。どこの山か気になっていたが、パノラマ台があることで納得。今回は気楽に歩けそうな所と云う事で三方分山からパノラマ台のコースを選んだが、山ノ神が絶不調。パノラマ台へは行かれず、途中下山と云う事になった。

 ●場 所:御坂・三方分山
 ●時 期:平成23年5月21日(土)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:精進 0845、女坂峠 0935-0945、三方分山 1025-1045、
      精進峠 1120-1130、山田屋ホテル 1225、精進 1240

東京を6時過ぎに出発。都内の道路は空いていたが高速に乗ると車がやけに多い。八王子の先で始まった渋滞が日野、府中と迫って来る。休日千円割引が5月一杯で無くなる事と明日の荒天予報の所為だろう。こうなると諦めるしかない。それでも相模湖を過ぎた辺りからは順調に流れ、8時半に現地到着。湖畔の駐車場を捜し、登山口近くの広い広場に駐車した。気温は既に24℃、更に暑くなりそうだ。集落を抜けて女坂峠に向かったが、ここは甲斐と駿河を結ぶ主要な道路であったと記されている。上九一色村と云う変わった名前も武田家に仕える九一色衆と云う人達と関わりがあることも理解。(山歩きは勉強になるのだ)女坂峠には昔を偲ばせる石碑や仏像があった。途中、カモシカと思われる動物の遺骸があったが、異常なく峠へ到着した。山ノ神は暑さに弱いので今日はややバテ気味。三方分山までの稜線は北側が崩れている個所が数カ所あったが問題無く通過。新緑と三つ葉躑躅、それに谷から吹き上げる涼風が心地良い。登るにつれ形の良いブナが現れ、振り返ると王岳、左手には残雪の富士山が見える。三方分山頂上は樹林の中であるが富士山の方向に視界が切り開かれている。山梨百名山との事。少し早いが昼食休憩。山頂からやや下り、再び登った岩塊には三角点があり精進山とあった。ここから急な下りとなり精進峠へ向かう。途中の岩場には三つ葉躑躅が多く、樹林の向こうに南ア・白峰3山の間ノ岳農鳥岳が見え隠れ。小さな上り下りの後、精進峠へ到着したが、山ノ神から下山の要求。天の声に従い下りることにした。近くの展望台から湖畔の様子を眺め、湖畔に向かって出発。右手にパノラマ台への尾根を見送りながら美しい新緑の中を下る。途中の涼しそうな場所で休憩し、残った昼飯を平らげる。下るにつれて暑さが増し、民家が出だすと山田屋ホテル前に飛び出した。県営無料駐車場があり、手洗いも整っている。折角なので湖畔の水際を歩き、朝出発した広場の駐車場へ戻った。僅か500mの標高差乍、湖畔は暑い。帰路の一般道は大渋滞であったが、高速道は空いており、15時に帰りついた。秋にリベンジしよう。