新緑萌える尾根道、道志・御正体山

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御正体山へは山伏峠から往復したことがあったが、表登山道の三輪神社からは未だ登っていない。標高差は、登山口から山頂まで1050m。道坂峠の車道が凍結している時期を外し、三角周回コースに挑戦した。山ノ神を三輪神社で下し、車は道坂トンネル手前にデポ。駐車時、丁度4人組が出発する所であった。ここからはミニサイクリング。標高差370mのダウンヒルはスリル満点。車より早い8分で三輪神社に到着してしまった。

 ●場 所:道志・御正体山
 ●時 期:平成23年5月14日(土)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:三輪神社 0835、仏ケ沢水場 0920-0930、林道三叉路 1000、
      峰神社 1140、御正体山頂 1210-1230、白井平分岐 1255、
      岩下ノ丸 1410-1420、道坂峠 1505、道坂トンネル入口1520

神社前の舗装道路から出発。道端に菫、ホーチャク草、ヒトリシズカ等が咲いている。民家を抜けて車止めがある場所からコンクリート舗装の急坂になり、これが結構続いた。水場を見つけて小休止。ここから登山道が始まる筈であり、確かにあったが、直ぐ脇を新しいコンクリ林道が走り、遂に再びコンクリ道に戻ってしまった。林道三叉路からやっと山道になり、風通しの良い道を只管登る。今日は山ノ神の休憩要求時間が短い。2回休憩の後、頂上の一角、峰神社に到着した。富士山の展望が得られるが樹木が邪魔をして今一である。小さな上り下りを越え、山頂までは更に30分かかった。山頂は思ったよりも明るく木陰が恋しいくらいだ。山伏峠方向から多くの人が登って来ていた。メインコースは山伏峠に移ってしまった感がある。軽い昼食の後、山頂唯一のベンチを後続者に譲り道坂峠へ向け出発。未だ花は付けていないがコバイケイ草の咲く感じの良い尾根を下る。大きな白い花弁が下に落ちており、上を見上げると木蓮の様?、タムシバであろうか。残念ながら写真を取ることはできない。道は次第に急になり、どんどん下りて行く。小岩峰からは丹沢の西部が良く見え菰釣山が可愛い。振り返ると御正体山が大きく見える。道志方面に下る路2本を分けながら尾根道の小起伏が続く。実直と云うか巻く事が全く無い。幕末の会津藩見たいな真面目な道が続く。尾根の南側には菫が多く、北側には白花のエンレイ草がチラホラ見える。途中にある1303m峰で一休み。岩下ノ丸、ケンカ沢ノ頭と2つの名前が付いていた。山の麓で夫々違う名前を付けたのだろう。道は相変わらず真面目に尾根を辿っているが、道端のブナの木が素晴らしい。大木ではないのだが、気儘に伸ばした夫々の枝ぶりが何となく良いのである。暫し鑑賞。やがて到着した道坂峠では道志側に道が下っていたが、今少し直進し、今倉山への登山路を経てトンネル入口へ下山した。朝、自転車で下るとき出会ったグループも帰って来ており、間も無く別れた。山菜狩りであろうか。山ノ神は相当疲れたらしく、ヘロヘロであったが良く頑張った。自転車を回収し中央道を自宅へ向かったが、予想した渋滞も無く無事我が家へ戻った。