45年以上前、高校物理、最初の授業で、担当教諭が『皆さんの期待(気体）に応え(固体）て、行きたい(液体）』と挨拶したのを覚えている。真面目な顔で恥ずかしそうにボソボソ言った為、笑いが出ず大いに滑ってしまった事は言うまでも無い。でも、あの先生としては精一杯のジョークでもあったようで今でも懐かしい。
今回、北八で目にしたのはこの水の形体に関わる風景だ。固体では
樹氷やエビの尻尾等を撮ってきたが、足元の縞模様は初めて。液体では唐沢
鉱泉の源泉とその周りに生える植物が独特の雰囲気を出してくれた。最後の気体は無理やりの感もあるが、水蒸気の塊、雲が作った夕焼けである。（さて、期待に応えていけたかな！）
