北ア・赤牛岳(3完)

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(続き:3~4日目)この日は、水晶小屋から黒岳~赤牛岳の雄大な尾根道を歩き、読売新道を奥黒部ヒュッテへ。思い入れの深かった赤牛岳であったが極めて平凡な頂であった。この行程に水場はなく、東斜面には残雪が残っていたが解けた雪水はそのまま赤い砂地に沁み込んでいるようだ。暑さで水がなくなり、奥黒部ヒュッテの水はビール並の価値があった。この日の宿は、風呂、ビール、大の字になっての睡眠と、大満足。次の日は早朝発、ヘッドランプ頼りに黒部川右岸を平ノ渡へ。明るくなった空はなにやら怪しい雲行。やっと来てくれたお助け舟で対岸に渡ると、雨足が強くなり、小屋に一時避難。ここも良い感じの落ち着いた小屋であった。ここから先はダム湖の左岸を歩くだけの道であったが、思ったより上り下りがあり、楽勝という状況ではなかった。雨はたいしたことはなく、ダムの賑わいが聞こえるころには晴れてきた。天候に恵まれた4日間、次回は下の廊下か針ノ木岳かな・・等等考えつつ帰路に着いた。