上州・鹿俣山、梅雨入り前の一歩き

愈々鬱陶しい梅雨が到来する。直前の晴日を狙って上州武尊山の一角にある鹿俣山へ出かけた。近くには迦葉山というのもあり、余裕があればこちらにも顔を出そうという腹心算であった。
●場  所:上州鹿俣山 1636m
●時  期:令和元年6月6日(木)
●同行者:山ノ神
●時  程:センターハウスⓅ 0805、登山口 0810、リフト下横断 0830、
     キャンプ場 0840-50、鹿俣山頂 1005-25、ブナ平 1110-25、
     三角点 1145、尼ケ禿山分岐 1200、センターハウスⓅ 1235、

雲一つない天気に満足し、家を出たのは5時20分。関越道はトラックが多く渋滞まで行かないが、かなりの混雑。北に行くに従い霞が覆い周辺の山が見えなくなってきた。出発点・玉原湿原センターハウスの駐車場に着いたのは7時50分。当初は湿原を散策後、山に登る予定であったが、思ったより天気が悪く気温16℃と寒い。先ずキャンプ場経由で山頂を目指すことにした。
センターハウス前にあった観光案内板。オレンジ色で落書きしたのが今回歩いたコース。(落書きしたのは写真であって、案内板ではない事をお断りする)
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登山口から入るとすぐにブナ平分岐。流れに沿ってキャンプ場へ向かう。
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南東に向かう緩い斜面を横断。周囲は殆どが山毛欅の森。
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リフト下に出たが更に森を横断。(土管を潜るのが本来の登山道であった様だ)
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スキー場の整備道を横切りキャンプ場に到着。羽化したハルゼミを撮ったが失敗。
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スキー場境界の自然林を登るが、一度だけ僅かにコースに出るところがあった。
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右手に武尊山を見ながら登る。
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山頂手前の小ピークは石楠花の群生地。散り遅れた花が目を楽しませてくれた。
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鹿俣山頂上到着。展望は玉原湿原方向のみ開かれていた。
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オオカメノキ
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ムラサキヤシオツツジ
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ゲレンデ沿いに下る場所があり、そこから玉原湖が良く見渡せる。
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再び自然の森に入る。山毛欅の巨木が至る所に生育している。
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巨木の横に佇むブナ地蔵。根の一部が盛り上がったのか、倒木の名残か?
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玉原湿原上部の木道。バイケイソウや小梨が咲いていた。
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玉原湿原と尼ケ禿山。期待した水芭蕉は既に終わっていた。
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林道脇の湧水、冷たい!脇見もせずに帰る訳には行かなかった。間もなく駐車場。
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スキー場駐車場へ移動し、鹿俣山全景を眺める。山頂は右奥。
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武尊山の眺め。歩き始め小雨も降ったが、梅雨直前の好天を大いに楽しんだ。
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