岩山ハイキング、のち路迷い、有笠山

上州・有笠山は群馬県北西部、中之条町にある800m級の低山だが、フリークライマーが集う岩山である。信州で4日過ごした最終日、東京へ戻る際に岩山ハイキングを計画した。この山には東西2ヶ所に登山口があり、夫々に小さな駐車場があったが、西側からの周回コースをとった為、2つの林道入口に邪魔にならぬ様に車を置いた。山ノ神は、岩山が大の苦手な為、当初は車中待機で本でも読んでもらう心算であったが、突然やる気を出したため行けるところまで一緒に行くことになった。
●場  所:上州・有笠山 888m(873m表示もあり、5万の地形図では820m等高線)
●時  期:令和元年5月27日(月)
●同行者:山ノ神
●時  程:有笠山荘手前Ⓟ 1005、西登山口 1025、東屋 1030-40、
     T字路 1100、888m標識 1105、有笠山頂 1120-25、
     T字路 1140-1200、東側林道 1225、有笠山荘手前Ⓟ 1240

信州の村を出たのは7時少し前、出発時既に17℃あり暑さが気になる。大門峠、鳥居峠を越え3時間かけて沢渡温泉近くの登山口に到着した。車の温度計は29℃を表示していた。有笠山を背景にして出発。
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西側林道入口付近の説明板。
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西側登山口。
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東屋を見つけ、軽くパンを食べる。
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西石門。下まで行けるが、写真を撮るにとどめる。
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サンダースエリア(後で関東百岩場により確認)
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稜線を越えスラブ状の岩の下を横断すると東登山口へのT字路に到着。
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T字路から約3分、大きな岩の下に有笠山888mの標柱。山ノ神の有笠山は、ここまでで終了となった。弁当を山ノ神に残し、お茶と果物を持参して単身赴任。
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廻り込んだ場所に鎖と2本の梯子が掛かっている。
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梯子の中間から眺めた西の山。あちらの山も岩だらけ。
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梯子を登り終わると一旦平らになり小さな岩屋。ボルダリングでも使うのか?
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更に東側へ回り込むと再び梯子(3本目)。この手前の巻道が一番要注意の場所だ。普通の巻道だが斜面の先は断崖になっている。
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樹林の中の山頂。標高は888mか873mか良く判らない。
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山頂手前の展望の良い岩。張り出した岩で下は良く見えない。
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南東方向対岸にも岩場、ひょっとして『ジ・アーチ』か?
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2段鎖を上から眺める。
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待っていた山ノ神とT字路まで下り、ベンチで🍙タイム。そして東登山口へ。
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石を回り込むが次第に踏み跡が心許なくなってきた。
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先住民の住居跡が無いことに気付いたが、下りられそうなので植林を直降下。
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心配な山ノ神も遅れずに着いてきている。
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下に林道が見えた。でも傾斜はかなり急。
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左の小沢へ下りそこを下る。
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林道1.5km地点に降り立った。山ノ神は最後の奮闘中。
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東登山口を横に見て駐車場へ無事下山。帰路の高速道では気温38℃。
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