石老山と石砂山、周回

相模湖南岸の気軽なハイキングの山・石老山とギフチョウで有名な石砂山、車利用で2つの山を同時に登るのは結構厳しい。石砂山へは牧馬峠から脇道があるのは聞いていたが、石老山には南側から登る路が無い。また駐車場所の問題もある。以前石老山から東側の高塚山を往復した際、南側に下る踏み跡があったことを思い出した。昭文社発行の古い地図(昭和59年版・山と高原地図)には登山道ではないが、山頂東から牧馬集落へ下る黒破線の尾根路があり、これを使って周回する山歩きを試みた。
●場  所:石老山 694m、石砂山 578m
●時  期:平成31年3月8日(金)
●同行者:単独
●時  程:牧馬峠Ⓟ 0850、水源の森標識101番 0950-55、石老山頂 1005-15、
    金毘羅神社 1030、篠原バス停 1100、標高380m付近 1120-25、
    石砂山頂 1155-1225、牧馬峠 1310、牧馬峠Ⓟ 1315

家を出たのは7時丁度。途中でコンビニに寄り牧馬峠に着いたのは8時半。峠頂上から南側数百mの間は道幅が狭く、車幅2m以下の車しか通れない柵が設置されている。峠の北側に車を置こうとしたが柵を越えて直ぐの道脇に空地があり、車を停めた。帰路となる峠から石砂山への入口を先ず確認した後、車道を南東に下り石老山への登山を開始した。下は、携行した5万分の一地形図コピー。アル中ハイマ―に感染しかけた八式GPSの記憶を手書きで記述したものである。
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3℃、冷涼な空気を吸い込んで石老山へ前進開始。目指す尾根は右の端。
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丹沢の白く輝く主稜線。メガソウラー上には先日歩いた焼山廃道の稜線も見える。
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標高で違う山の色。雪が積もったのは、概ね1100m辺りまでの様だ。
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ここでは?と見当を付けて入る、奥の青屋根の家右上を登り、犬に吼えられた。
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小さな社でドン詰まり。戻って直ぐに藪踏み跡を発見。山頂への道は開けた?。
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直登を覚悟したが登るにつれ里道らしくなり、一安心。
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雑木林越しの眺め。大群山の横から富士山が顔を出した。
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兎に角上へ登る。下りでは迷いそうな場所が2ヶ所あり、ここはその一つ(左が〇)。
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1時間歩いた為小休止。急な藪道を10分で稜線到着。見出し番号35の標識あり。
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石老山頂上。同年配のお姉さん2人と話をして篠原へ下山。この下山道も初歩き。
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石老山頂から眺めた富士山とお供の大群山。
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蛭ケ岳~丹沢山へ続く丹沢主稜線。数日の雨で山脈は真冬に逆戻り。
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コケコッコー、鶏が長閑になく篠原集落。目指す石砂山まで標高差は約300m。
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車道が終わり橋を渡ると暗い樹林の登りが始まる。川の白濁が気にかかる。
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自然林になり気分は爽快。岐阜蝶は未だ現れず、出番はまだまだの様だ。
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石砂山頂上。前回はギフチョウが乱舞していたが、今回は偵察なので仕方なし。
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牧馬峠への入口は山頂標識から50mくらい戻った所にある、急な踏み跡。下るにつれテープが出てくるが急斜面で滑る。木から木へ飛びつく様に暫く下ると傾斜が緩み、篠原からの尾根道と並ぶようになる。(孫達とここを歩くのは無理な様だ)
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ぎふちょう保護の看板がある所を見ると、この路も結構利用されている様だ。
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石老山頂を遠方目標に歩く。立派な脇道が2ヶ所右側へ下っており、立ち止まった。
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牧馬峠の車道が目の前に現れ一安心、駐車場所まであと5分。今回も無事下山。
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峠にあるギフチョウの説明を読み蘊蓄を温める。孫達に教えなければ・・。
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