西丹沢・屏風岩山周回
●場 所:屏風岩山 1051m
●時 期:平成31年2月10日(日)
●同行者:単独
●時 程:中川橋Ⓟ 0910、上ノ原バンガロウ入口 0930、大堰堤 0945、
c560m稜線 1020-35、c880m地点 1125-35、屏風岩山頂上 1220-40、
二本杉峠 1330、上ノ原 1415、中川橋Ⓟ 1430、
(稜線標高は旧8式JPSによる推定値)
家を出る時まで迷っていたのは高尾山で犬っころのように雪と戯れるか、丹沢の狙っていた尾根歩きをするかであったが、降雪量が意外に少ないことが判り丹沢に向かった。日曜日なのに駐車場に車は無く、バンガロウ入口を目指し歩き出したが、入口に立った小父さんから『登山道は川の先だよと』教えられ、変だとは思ったがお礼を云って其方へ向かった。
松田付近の道路脇から眺めた富士山(箱根の山には雪が見られない)
中川橋東端の駐車場。(正面は世附権現山前衛の大仏ノ野と思われる)
中川橋からの北望。箒沢権現山が大きく。その奥に真っ白な大群山。
大群山をズームアップ。山全体を樹氷が覆っている様だ。
上ノ原集落から眺めた南東尾根。取り着き口を捜し乍ら進む。
教えてもらったのは笹子屋沢右岸の林道。取り着きは無く、尾根から離れていく。
入って欲しくなかったのだと理解し大堰堤まで進み、右手から堤上に出る。
沢筋を進むか?戻るか?35度位の藪斜面の直登に決める。(標高差約120m)
植林した杉の根元から根本へ斜めに登って行く。(獣道は大歓迎)
鹿柵の在る稜線にぶつかり西へ辿ると鹿柵三叉路。穴を潜り、脚立を越え北側へ。
北を向き始めた稜線。快適な踏み跡が続く。(然し直登の消耗は大きかった)
伐採された樹木は休憩適地。然し新雪が既に居座っている。
並行する西の稜線。その先に屏風岩山が見えてきた。
標高800~900m辺りには、三椏が群生している。1カ月後を思いつつ一休み。
東尾根合流後10分、東峰には何も標識もない。山頂までは残り50mの昇降だ。
雪面に残った動物の足跡。鼬か貂か?大きな奴御免こおむる。
先週歩いた畦ケ丸を横に眺めながら山頂へ向かう。(樹木で眺望は良くない)
屏風岩山頂上にて。先週の畦ケ丸同様、今回も誰にも会わない山旅になりそうだ。
樹間から眺めた桧洞丸。明日の予報は再び雪、雲が増え始めた。
二本杉峠手前の急斜面。大きな木の根が鎖代わりになっているが、凍結している場合、結構厄介。風岩山頂上から二本杉峠までは一般登山道であるが、標識が少なく結構荒れている。
小ピークの巻道。頭と足元に要注意。(山ノ神を連れてきたら大騒ぎをしそう)
二本杉峠。三椏が咲く頃は大盛況となるが今は静か、休まずに通過。
一寸危ない木道。あとは立派な道を上ノ原へ下山。車道では栗鼠を見かけた。
戻って来た中川橋から眺めた大野山。帰路は混んでいたが渋滞は無かった。