上州・嵩山(たけやま)

嵩山は上州中之条町の裏山。戦国時代には岩櫃城と対峙する城があったと伝えられる岩山だ。信州に1週間滞在した帰路、かっての山城の面影を求めてこの山に立ち寄った。
●場  所:上州・嵩山 789m
●時  期:平成30年10月3日(土)
●同行者:単独
●時  程:道の駅嵩山 1045、小天狗 1110、大天狗(山頂) 1130-55、
      道の駅嵩山 1215、

連休土曜のこの日は、晴の特異日、かつ紅葉真っ盛りとあれば道が混むのは必至。然し、水抜き栓が土に埋もれ、さらに改修で位置が変わっていた為、小屋を閉鎖して茅野市を出た時は8時近くになってしまった。大門峠、鳥居峠を越えて先ずは上州・中之条へと車を進めたが、東京方面から菅平、志賀高原、吾妻峡を目指す車が多く、一部では大渋滞。幸いにこちらは逆コースの為、思ったより早く中之条に到着した。道の駅嵩山は、南山麓の登山口で、駐車場は車で一杯であった。
正面に聳える男岩を眺めながら表登山道を小天狗に向かう。
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小天狗からの西望。山頂下の天狗の広場には子供達の歓声が溢れていた。
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小天狗から眺めた中間峰の中天狗。道も標識も良く整備されている。
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山の中に33観音が配置され、観音巡りで訪れる人も多い様だ。ここは三社神社と呼ばれる場所。胎内巡りや蝙蝠穴等もあったが今回はパスし、先を急いだ。
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中天狗から大天狗(山頂)を眺める。間の鞍部は経塚と呼ばれる休憩適地。
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大天狗は大きな石の塊。鎖場の中間地点で下山の人達と大騒ぎで交差した。
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鎖場上部を見上げる。ホールドが少ない丸い岩だが、登りは鎖無しでも何とか登れる。下りは鎖利用で安全かつ素早く行動でき頼りになりそうだ。
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団体さんが下って行き、静かな嵩山頂上(大天狗)
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南を眺めると真下に道の駅が望める。
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北側は五郎岩へと続く稜線。
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山頂横の女岩に登る。(登って来た地元の方に撮って頂いた。)
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1週間の旅、最後の山頂に相応しい青空。だが、今日は明治節文化の日だ。翩翻と翻る日の丸が無いのが残念!
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下山は東登山道を利用。クライマーが喜びそうな壁があったが、この山は岩登り
禁止。ここも兵どもが夢の後なのか・・等と思う間もなく登山口へ下山。伊香保IC出口の大渋滞を尻目に無事自宅へ戻った。
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