日蔭躑躅咲く、坪山

甲州・上野原の里山、坪山へ日蔭躑躅と岩団扇を見に出かけた。この山に登るのは、3回目、花の時期に登ったのは8年前だが、その時の印象が忘れ難く、学生時代の仲間を誘っての山歩き。当初は土曜日に予定していたが、悪天予報の為、2日前倒しでの実行となった。
●場所:甲州・坪山 1102m
●時期:平成30年4月12日(木)
●同行者:K君、M君
●時程:飯尾登山口 0950、群生地(約800m)1030-45、坪山頂上 1120-1200、
     分岐手前(約900m)1250-1300、阿寺沢分岐 1310、郷原登山口 1330、

集合場所は上野原駅北口で0815。高尾駅0747発の電車に乗ることが必須条件である為、自宅を6時きっかりに出た。(車で順調に走れば、登山口まで1時間半強で到着可能であるが・・)
上野原駅では高校生と登山者が大挙して降車、人の流れは南口へ南口へ・・、
小生はゆっくり北口へ出たが、何もない!。
駅南口の整備が進み、4月2日から全てのバス発着場所が変わったことを知ったのは後の祭り、バス停前には約80名の長蛇の列 (平日でっせ!今日は)。
それでも仲間と会合し、全員座って登山口へ向かうことが出来た。登山口ではバス2台分の人間が降り、御花摘み畑前は長蛇の列。(畑横の桜は、8年前満開であったが、今回は完全な葉桜。)爺さん3人は他の元気な爺婆の後をつき、やや意気消沈気味で登山を開始した。
実際の状況 (4月12日日蔭ツツジ開花状況)はこちら。
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御花摘み畑の渋滞も解消された頃、我々もおっとり刀で出発。
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谷を渡り、間もなく西尾根。涼風と面白い形の木が迎えてくれた。
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咲いているか心配だった日蔭躑躅、咲いていました。
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最初の休憩地点近くで本日の第1岩団扇さんを発見。(奥多摩より元気が良さそう)
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ガレた所を登るが、こんなところにもチラホラ花が顔を出す。
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ヒカゲツツジ近影 (クリーム色は黄花石楠花に似てるかも)
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イワウチワ近影 (薄い紅色が良い)
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花とおじいさん達。尾根の途中で振り返ってもらいました。
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三頭山から延びる笹尾根。下山場所である郷原付近の集落が見下ろせる。
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足元には岩鏡がビッシリ。岩団扇が終わったら彼らの出番が待っている。
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狭いから名付けられた坪山頂上。標識左は雲取山、右後ろは三頭山。
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奥多摩三山の最高地点・三頭山。
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40分の山頂滞在後、郷原(ビリュー館)へ向けて下山開始。
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こちら側は、三つ葉躑躅が満開状態。
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急降下の右手は崖なので要注意。崖下に山桜が白く見える。
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三つ葉躑躅。登りの陰、下りの陽、共に満開で云うことなし。
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大きなな木を横目に下る。ビリュー館はもう近い。
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バス発車まで1時間、秋山温泉行を止めて、ここで打ち上げることにした。高尾で解散したが、その後、老人遭難のニュースは無い。(めでたし!めでたし!か)
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