大群山
大群山の北面には大きな尾根が2本走っており、この2つの尾根を繋いだ山歩きを計画してみた。大室指から登り、茅ノ尾根を大渡へ下る案を考えていたが、駐車場の関係で野原吊橋から行動開始。逆コースで廻ることにした。
●場 所:大群山 1587m
●時 期:平成30年3月12日(月)
●同行者:山ノ神
●時 程:野原吊橋Ⓟ 0805、登山口(久保吊橋) 0825、<Ⓡ1回>、久保分岐 0935、
<Ⓡ2回>、大群山 1205-40、<Ⓡ1回>、久保分岐 1415、登山口 1450-1405、
野原吊橋Ⓟ1510
<Ⓡ:場所の評定不可能、又は無名地点での休憩10~15分>
朝から快晴。駐車場のある野原集落は梅の花が咲き始めた状態で、気温は2℃。遠くから眺めた丹沢の山々に雪は無かったが、近づくと北面に残雪があり、アイゼンを携行した。今日の山は標高差1100m+。山ノ神が登れるか心配であったが、何とか頑張って登頂した。但し途中の残雪が凍結し、カチカチであった為、安全を期して往路を下山。大室指への尾根は次回の楽しみにした。
野原吊橋散策用の駐車場から出発。(片隅に車を置いたが本日は貸し切り状態。)
野原吊橋。(10人以上渡ってはいけないそうだ)
道志側右岸の遊歩道。久保吊橋まで続き、登山口は久保吊橋の直ぐ手前。
久保吊橋手前の登山口。大群山への標識とベンチがあり、上着を脱いで登山開始。
尾根に取り着くまでは落ち葉の踏み跡を辿る。その後は急な植林帯。
杉の植林帯を過ぎ、茅ノ尾根を登る。左手は大群山山頂付近。
丹沢の最高峰・蛭ケ岳1673m。
推定標高1300m辺りから雪が現れ、山ノ神にはアイゼンを付けさせる。
開豁した斜面の雪は堅く、一部は氷化しツルツル状態。
間もなく山頂。硬い雪がいくらか緩み、少なくなってきた。
大群山頂上に到着。背景は檜洞丸だが、雲が増え霞んできた。
大群山頂北側には山梨百名山の標識。誰もいない山頂は静かだが若干寂しい。
大室指への下山を諦め、往路を戻る。下山時は2人ともアイゼンを装着。
全般に広い尾根を下るが一部狭い所も・・、植生が植林帯に変わる手前で小休止。
久保分岐で大渡への道と別れ、植林帯を急降下。登りの際より急に見える。
本日2つ目の吊橋、久保吊橋を渡る。向かい側は道志山地・厳道峠周辺の山並。
朝は野原吊橋から遊歩道を来たが、この吊橋を渡り、国道沿いに駐車場へ向かう。渡った先には公衆便所と小さな商店。駐車場は無かった。
吊橋から眺めた道志川の流れ。午後の陽を受けて吊橋と自分の影が川を横切っている。山ノ神に絶景だと知らせても、高所恐怖症の山ノ神から返事は無く、完全無視。この後、約10分の国道歩きで本日の山歩きも無事終了。(チョーン!)