足利行道山
先週の日曜日に続いて関東の低山歩き。今回の目的地は足利氏発祥の地にある行道山。関東の高野山とも呼ばれるそうだが、旧跡を訪れるのも楽しみの一つ。標高は400mを少し超える低山だが、小さな上り下りを累積すると600m近くあり、程よいハイキングコースの様だ。
●場 所:足利行道山 441m
●時 期:平成30年1月21日
●同行者:山ノ神
●時 程:行道山バス停 0945、浄因寺 1020、寝釈迦 1030-35、
行道山頂上 1050-1110、大岩山 1125、毘沙門天 1140、
雷電神社分岐 1225-35、両崖山 1250-1305、展望所 1330-40、
今回も車を使わず、電車利用。5時40分に家を出、東横線、地下鉄、東武線と乗り換え、約3時間をかけて遥々足利市に到着。駅での待ち合わせ約30分で市の乗り合いバス(アッシー号)が到着。バスは途中乗り込みも含め計7人の登山者を乗せて登山口へ向かった。電車登山の良い所は往復時間に本が読める事と、帰路プシュッと喉を潤せることであるが、後者については厳しい監督下で自粛。
終点で可愛いバスを降り登山準備。駐車場まで約20分の車道歩きだ。
階段を登った先に山門。雉猫のお迎えがあり、先導してくれた。
石垣の階段が続き水仙と椿が花を添える。
行道山浄因寺の全景。岩の上に立つ庵の趣が良い。
寝釈迦。他の石仏の中、一人寝転ぶ根性者。ここは展望台でもある。
石尊山展望台が地形図の行道山。東屋の横に手作り山頂標識があった。
すぐ南側にある大岩山と、大岩山への尾根道。
毘沙門天境内の大杉。直ぐ傍まで車道が延び、駐車場もある。
参道を下り、暫く車道を進む。
雷電神社への分岐を過ぎると両崖山はすぐ先だ。
両崖山頂上。ここは足利城の址であり、謂れを伝える案内板もあった。
山頂に6本あるという自生のタブノキ(天然記念物)
山頂から一段下りた辺りは城郭があった場所の様だ。
展望所からは市内が一望出来、鎫阿寺・足利屋敷跡も眼下に。 【拡大可能】
小さな岩尾根が続き、軽装のハイカーが次々に登ってくる。人気の山だ、
織姫神社に到着、無事下山。これからは山ノ神を無理やり引っ張り、市内見学。
足利屋敷跡である鎫阿(バンナ)寺の濠。水鳥が遊び、鯉がゆったりと泳いでいた。
鎫阿寺本殿(国宝)。多くの参拝客で賑わっていた。
趣のある鐘楼(重要文化財)
樹齢550年と云われる大銀杏(天然記念物)