奥多摩湖から鷹ノ巣山
今年の冬は寒い。東京に初氷が張った日、奥多摩の鷹ノ巣山に出かけた。小河内ダムを起点に水根谷沿いに登り、榧ノ木尾根を下る周回コースだ。標高差1200m、約77時間の行程であり、15時半頃までに下山するためには8時には登り始める必要がある。ここ最近電車での山歩きが続いたが、久しぶりのマイカー登山である。
●時 期:平成29年12月18日(月)
●同行者:単独
木組みベンチ1000-10、、榧ノ木尾根 1040、鷹ノ巣山頂 1120-50、
水根分岐 1215、倉戸山 1315-35、大麦代尾根分岐 1350、ダムⓅ 1440、
家を出たのは6時少し前。中央道を八王子で下りて奥多摩湖に向かう途中で陽が上がってきた。駐車場到着は7時40分、無人の交番で登山届を書いて出発。気温はマイナス2℃。寒いが、風もなく穏やかな好天だ。訓練なのか、消防ヘリ2機が、トンボの産卵の様に水面近くでホバリングをしていた。
水根沢は沢歩きできたことがあるが、下山も沢を下りたため、登山道の通過は初めてだ。山腹を巻く道は結構険しい。狭い杣道には落ち葉が溜まっているところもあり、谷に落ちない様慎重に通過する。
路は沢の左岸に付けられ、時々沢筋が足元に見渡せる。
本流を右岸に亘る木橋で小休止。水辺の岩には氷が付いている。
南東に下る沢である為、沢筋に朝の光が差し込み始めた。普段は、この季節でもシャツ一枚になるところだが、今日はフリースが脱げない。
作業場風の休憩所?時間は早かったがつい休んでしまった。(木橋から40分)
榧ノ木尾根稜線に出ると展望が開ける。白峰3山と塩見岳。
鷹ノ巣山へは防火帯が続いている。アイゼンの出番はなさそうだ。
山頂にて。略同時到着の方(年間山行180日という山人)と話し込み30分滞在。
大菩薩連嶺のスカイライン。(残念ながら富士山は拝めなかった)
榧ノ木山頂上付近から鷹ノ巣山(中央)を振り返る。
倉戸山で山人さんが待っててくれ、大麦代尾根を一緒に下ることになった。
大麦代尾根分岐。右が熱海への下山路。大麦代尾根は水根に向け東進する。
鹿柵のゲート〇印を抜けたここは湖を見晴らす遊歩道の頂上。
展望台は、御前山と奥多摩湖のビユーポイント。駐車場は真下だ。
駐車場に着くと近くに陸自ヘリ。山火事消火活動との事であった。安全に任務を達成することを祈りながら家路に着いた。