中岳~丹後山

魚沼三山で未だ登っていない中ノ岳へ登ることにした。経路は最も容易な、十字峡から山頂へ至り丹後山へ縦走する避難小屋泊まりの2日コース。70を迎える年の秋山単独合宿だ。
●場  所:魚沼・中ノ岳 2085m
●時  期:平成29年10月8日(日)~9日(月)
●同行者:単独
●時  程:
《第1日》十字峡 0630、2合目 0730-40、4合目 0830-40、日向山 0920-35、
  7合目 1030-45、8合目 1115-25、中ノ岳頂上 1205-15、避難小屋 1220、
《第2日》避難小屋 0540、9合目 0600、c1800ピーク 0710-20、兎岳 0805-10、
  大水上山 0840、丹後山 0915-40、5合目 1020-30、2合目 1130-40、
  丹後山登山口 1220、十字峡 1305、
家を出たのは前日7日(土)の18時過ぎ。3連休の初日だが、天気が悪い為、高速道路は楽勝。でも都内一般道が混み練馬IC迄70分も要した。塒の石打PA到着は21時少し過ぎ。快適に眠り4時に目を覚ますと外は霧雨。5時、霧の中十字峡に向かうと次第に晴れ、6時丁度に十字峡の小屋脇に車を入れることが出来た。連休のわりに空いている。
十字峡の中ノ岳登山口。2合目まで急登が続く。テントをツェルトに変えたものの久しぶりのフル装備は身体にこたえる。更に、登山靴を忘れてしまった。仕方なく車運転用の心許ない運動靴で出発。
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2合目を過ぎた辺りから振り返った巻機山
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5合目・日向山で中ノ岳に御対面。左手は八海山への縦走路。
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日向山から下った生姜畑の草紅葉。泥濘地に運動靴が埋まってしまう。(ピンチ!)
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生姜畑、3つ目の池。綺麗な紅葉を横目に見ながらも、足元に注意して通過。
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6合目、小ピークの稜線付近の紅葉。雲の中だが、時々晴れる。
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右手に兎岳から大水上山付近の稜線。(あわよくば丹後山迄・・と、ふと思う)
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7合目付近から9合目・池ノ段。(急登が始まり、先ほどの思いは消滅)
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まもなく中ノ岳頂上。頂上では10分ほど過ごし、北峰の小屋へ向かう。
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北峰からの八海山。遠く、妙高や白馬を望むことが出来た。
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以前、k君と登った荒沢岳。最近は裏越後3山縦走コースとして人気の様だ。
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日没が迫り、雲海に包まれ出した駒ヶ岳
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中ノ岳頂上(南峰)から明日歩く稜線を眺める。平ケ岳の奥、雲間には燧、至仏も・・
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連休中日の日没(中ノ岳山頂)八海山は雲海の中に埋もれている。
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山頂東側の谷には残雪が豊富に残っている。
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日が暮れた避難小屋。40人収容の小屋は一杯になり、テントも9張。暗くなってから2パーティー8人が到着し、土間や入口脇に寝るものも出た。
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睡眠不足で目を覚ますと霧の中。雨着を着て出発。兎岳との鞍部の紅葉。
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痩せ尾根の東側を覗くと小さな池。幌尻の七つ沼カールを思い起こす。
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利根川水源の紅葉。大水上山南峰には水源石碑。
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丹後山へ続く稜線。結局この稜線では晴れることが無かった。
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丹後山避難小屋。天水は残っていたが、当日撤去の人達とすれ違った。
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8合目付近の紅葉。時々晴間。
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5合目付近の紅葉。
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3合目付近から中ノ岳を望む。
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下山してきた丹後山の急な尾根。(落合橋付近から)
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三国川の流れ。澄んだ水に魚の影がチラホラ。
運動靴と重い荷物というアンバランスな装備で、何度か転倒したが、無事下山。風呂に入る予定を取りやめて、渋滞の関越道に飛び込んだが、幸いなことに5時間で帰宅することが出来た。
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