西丹沢・沖ビリ沢
台風18号の90度方向転換の影響で、谷川岳周辺2山の登山計画を中止。近場の丹沢で気になっていた沖ビリ沢へ出かけた。参考にしたのは図書館で見つけたWW(ウオーターウオーキング)という本。(ブログによっては、この沢を山伏沢と表記し、西丸へ着き上げる南側の沢を沖ビリ沢と書いたものもあったが、参考にした本の地名を基準にした。)この沢は、近くの他の沢へのアプローチルートとなっている様なので、今後の偵察を兼ねてのWWであった。
●場 所:西丹沢・沖ビリ沢
●時 期:平成29年9月15日(金)
●同行者:単独
●時 程:山伏峠Ⓟ 0820、水ノ木分岐 0855、入渓点 0950-1015、
中ビリ沢分岐二俣 1020、2段20m滑滝 1115-25、奥の二股 1140、
小尾根取りつき 1200、水ノ木分岐 1230-45、山伏峠Ⓟ 1320、
家を出たのは6時少し前、相模原に住む息子宅近くを通るので、山ノ神を同乗させ、
学校へ出かける前の孫達に会ってから登山口へ向かった。道志道を走りだすと小雨が降りだし、テンションが下がる。兎に角行ってみよう。今日は普段と異なり稜線から谷に下り、下った高度分だけ登らせてもらえるという、現代的システム、雨に濡れた下り斜面で滑らぬように雪道用の滑り止めを沢靴に着けて出発。熊除けの鈴も当然つけている。
雨は上がったが、濡れたベンチ。ここから西丸鞍部へ下る。
下り始めは結構はっきりした踏み跡。
直ぐに笹薮が出てきて露に濡れる。
西丸のトラバース道。正面の杉植林帯から東へ尾根を下る。
痩せ尾根や判りずらいところもあるが、基本的に尾根を下る。
沢への下降地点。参考資料より北寄りに下った様だ。
4mナメ滝。右手からは中ビリ沢が合流。
大石が転がるナメ。
8mナメ滝、結構飛沫があり、カメラを濡らさない様に登るのにひと苦労。
20mのナメの先に3段30mの滑滝。
3段30m滑滝。カメラはザックに仕舞ってから取付いた。
2段20m滑滝の下段。左側に朽ちた大木が転がっている。
上の滝の右の枝沢には30mの滑滝。
ナメの途中にあった小さな窪みに遊ぶ山女。3~4匹いるようだ。
30mナメ。右手に白ザレが見える。水量も少なくなり、奥の二股も近い。
右股の源頭部。この先、水が無くなった辺りで左側の尾根に取りついた。
稜線に到着後西へ5分で、水ノ木分岐に到着。休憩の後、往路を下山した。
今回立寄らなかった西丸。次回?は有るか不明だが、また来たいものだ。