丹沢、秋の花見(相模上臈杜鵑)

丹沢・大倉尾根は、登山口と山頂との標高差が1200m。若者の体力錬成には絶好の登山コースだが、何故か年寄りが多い。脚力低下に悩む中高年には脚力確認のバロメーターになる。昨年は2度登ったが、今年は初登り。今回は3時間半を目途に挑戦。さらに、この時期は行者ケ岳の岩場に相模上臈杜鵑が咲く時期だ。以前来た時、登山道脇にも一株あったが、この株が未だ無事であるのか、確認することも山歩きの目的とした。
●場  所:塔ケ岳 1491m
●時  期:平成29年9月11日(月)
●同行者:単独
●時  程:大倉Ⓟ 0815、見晴茶屋 0900、一本松 0920-30、
    天神尾根分岐 1020-30、塔ケ岳 1125-45、新大日 1215-20、
    烏尾山 1325-30、三ノ塔 1400、No4地点 1440-45、
    牛首 1505、大蔵Ⓟ 1545、

早く行けと女房に追い出されるように言われながら家を出たのは6時45分。駐車場が開かれた5分後に大倉Ⓟに到着。平日にもかかわらず数台の車が既に到着し、多くの人が出発していった。山頂部は隠れているが天気は晴、気温26℃、念のために傘も持参した。
大倉、民家脇の畑に咲くオクラの黄色い花。
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マルバダケブキが群生する堀山付近の尾根道。
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マルバダケブキ(円葉岳蕗)
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霧の中に現れた未だ斑模様が残る小鹿。
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口笛を吹いたりして顔を向かせようとしたが、将に鹿十(シカト)された。
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雨も降りだし、霧に包まれる金冷やし。浸食がすすみまるで工事現場。
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霧の塔ケ岳頂上は気温16℃。雨も強くなってきたが花見だ、花見だー!
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富士薊。天ぷらにしたら旨いのか?、不味いのか?。やばいのか?
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今回も無事開花した鎖場横の相模上臈杜鵑。
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相模上臈杜鵑が黄色の丸の所に咲いているのだが、鎖場を下ってきた人たちも気付かずに通過しようとしていた。
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キレット木橋北側に花捜しの踏み跡があるが、橋のすぐ真下にも咲いていた。橋の南側の崖沿いにも黄色い花を確認。
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この烏尾山から下る案もあったが、三ノ塔へ向かうと霧が晴れてきた。
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大倉尾根~塔ケ岳~表尾根を見ながら、三ノ塔尾根を大倉へ向かう。
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戸川公園には彼岸花が咲き、喪服の黒揚羽が訪れていた。本日も無事下山。
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