唐松岳から白馬縦走
迷走台風と長雨に悩まされた今年は、同級生が古希を迎える年。70を迎える爺さん達の夏合宿は、雨で約1カ月遅れ、当初の計画通り、唐松岳から不帰ノ険を通過し、白馬大雪渓を下って終了した。また、2600mハンテイング残り6峰の1つ、清水岳にも白馬頂上小屋から往復した。
●場 所:北ア・不帰ノ険、清水岳(2602m)
●時 期:平成29年8月25日(金)~27日(日)
●同行者:K君
●時 程:
【初 日・25日】八方ゴンドラ頂上 0810、八方池 0910、丸山 1040、唐松山荘 1130、
【2日目・26日】唐松山荘 0700、唐松岳 0715-20、不帰2峰南峰 0800-10、
1・2コル 0855-0905、キレット 0935-50、天狗山荘 1205-35、鑓ケ岳 1345-55、
村営山荘 1530
【3日目・27日】村営山荘 0515、清水岳 0700-20、村営山荘 0910-30、
避難小屋 1010、雪渓上端 1055-1105、雪渓末端 1200-05、白馬尻 1220、
猿倉 1310、
前日の24日に東京を出発、梓川SAで仮眠をとって到着した八方ゴンドラ駅は、雨模様。雨は次第に強くなり、ゴンドラもその後、停止してしまったが承知したのは頂上山荘へ着いてから。雨が止んで唐松岳が姿を見せたのは15時半。
ゴンドラ頂上で雨支度、10時から雷の恐れという予報があったが、取りあえず出発。
1522、3日ぶりに顔を出したという山頂。登って来たのが6人、下山は約10名、20人以上が下山を諦めての連泊者であった。
牛首の先に五龍岳が顔を出した。
翌朝5時出発予定であったが、強風と雨で2時間待機。雨が上がった7時に出発。
不帰2峰南峰から北峰を望む。北峰の下りが正念場。
東側小尾根を少し下った後、北側へトラバース。
北峰の北斜面から北峰頂上方面を見上げる。
1峰とのコルを真下に見ながら鎖を頼りに下る。碧いザックの先行者が見える。
天狗の頭への登りから不帰ノ険を振り返る。
雪の重みで倒壊し修復中の天狗山荘。風の影響がない水場で大休止。
明日往復予定の清水岳が北西方向に見えてくる。
鑓カ岳に到着。白馬と旭の間にある小さな丸山の下に小屋があり、後2時間行程。
丸山の手前から白馬岳頂上部を眺める。風は、やっと弱くなってきた。
剣岳、毛勝3山の夕焼け。明日は穏やかな好天が期待できそうだ。
旭岳の西側から朝日に輝く清水岳。馬場谷へ下る登山者も多い。
多くの高山植物が咲き誇っていたが、代表でコマクサを載せる。
清水岳。最高地点は北側のハイマツの中。適当な所を山頂にした。
チングルマ。花と種穂が同居。
先に下山したK君を追って大雪渓へ下る。右側は杓子からの土砂で埋まっていた。
下部は穴が開いてる場所があり、秋道を歩く。猿倉に下山してすぐ、八方から車を回航してくれたK君に遭遇。入浴後、断続50㎞の渋滞を楽しみつつ家路に着いた。