蛭にやられた伊那山地・熊伏山

今年の夏は、信州百名山登りをやろうと決心し8月10日に入村したものの、天候の関係で山の日は休養し、翌日遠州との境にある熊伏山に出かけた。標高差は800m弱で手頃であるが、遠州だけあって遠い。飯田市遠山郷の小嵐川上流から往復する心算で出かけた。
●場  所:伊那山地・熊伏山 1653m
●時  期:平成29年8月12日(土)
●同行者:単独
●時  程:登山口 0900、青崩峠 0915、青崩ノ頭 0950-1000、
     熊伏山頂 1050-1105、青崩ノ頭 1140、青崩峠 1205、
     登山口 1220、

村を出たのは5時40分、松川IC迄高速を使い、じごは矢筈トンネルを抜け秋葉街道を順調に世尾山郷へ進入。ところが小嵐川沿いの道が新しいトンネル工事の為、進入禁止。近くに駐車場所を探したが見つからず、計画外の遠州側登山口へ回るか、諦めて帰るしかない。遠州側登山口へは兵越峠の狭隘な山間路を通過しなければならず迷ったが行ってみることにした。狭い割に交通量は多く、途中で山側に寄ったところ左前輪が側溝に脱輪。3台の対向車ドライバーの協力を得て何とか危機を脱したがテンションは一気にダウン!遠州側の登山口にも登山者は見られず熊伏山
独り占めであった。熊にこそ出会わなかったが、しつこく付きまとったのはアブと蛭。
蛭は中間地点の鉄塔跡で腰を降ろしたら這い上がってきてすぐに叩き落したが、帽子から額の目の上に取り付いてきた奴がいた。結果は4勝3敗、3匹に献血をしてしまった。今回、蛭の写真は無いが黒く固まった吸い口と周りの状況を写した。最後にあるので、見たくない人はその手前でSTOPしてください。(もう蛭は要らない

40分以上かけて迂回してきた遠州側登山口。車道は峠手前で途切れている。
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雰囲気は凄く好い石畳道。でも歩きづらい、当時は大変だったと思わず同情。
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峠から信州側を眺める。本来はこちら側から来る筈であった。
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熊伏山頂。立ったままの休憩で、軽く食事し下山開始。虻が耳にまで入ろうとする。
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山頂全般の景色。天竜側へは下り3時間と書かれてあった。
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山頂付近は小さな上り下りが予想以上に多い。
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信州側のガレ場。稜線が狭くなっている場所が多い為、慎重に下る。
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静岡県の史跡案内が峠にある。途中から車道を行く。
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右足首靴下の線で2ヶ所やられていた。血液検査の針を刺す時の1/10くらいのチクリ感を一瞬感じ、付かれたと思ったが2ヶ所、派手に吸われズボンが変色していた。
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左膝頭。ここに着いたやつは大したもんだ。ズボンの膝部分が赤黒く汚れていたが、まさかの強制献血、やられてしまった!遠州の蛭は質が悪い?
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