猛暑の稲包山
蛭三昧の丹沢が嫌になり、今週末は安心できそうな上越国境の山に出かけた。山ノ神と一緒に登れそうな未踏の山は三国山、稲包山、吾妻屋山辺り。三国山と両睨みで、稲包山に出かけた。コースは秋小屋沢橋からの往復。
●場 所:上州・稲包山 1597m
●時 期:平成29年7月9日(日)
●同行者:山ノ神
●時 程:秋小屋沢橋Ⓟ 0845、㉁、下の鉄塔 0955、㉁、巨大鉄塔 1055、
縦走路分岐 1110、稲包山頂 1140-45、㉁。巨大鉄塔 1230-50、
急降下後の河原 1320-30、秋小屋沢橋Ⓟ 1350
関東は昨日に続き晴れ予報で、最高気温35℃が予想されていた。家出発の5時半、既に気温は28℃になっていた。赤城IC迄高速を使い、じごは17号線。寂れた赤沢スキー場からムタコ沢林道に入ると猿の大集団が現れた。脅かさないように慎重に運転した。駐車場に車は無く、その後も人と会う事が無く、稲包山は終日我が家で独り占め状態。登山道の入口は染み出た水で糠っており丹沢を思い出したが思い切って登ることにした。気温22℃。
泥濘を抜けると綺麗な作業道になった。
沢を左に見ながら細くなった登山道(送電線監視道)を進む。
沢から離れると樹林の中の急登。でも立ち止まると涼風が吹き抜ける。
上の鉄塔への登り。日射しは強烈で、『来なきゃ良かった』小唄が聞こえ出す。
目の前に巨大鉄塔が出現。笹原は非常に暑い。
巨大鉄塔の下から眺めた稲包山頂。(標高差残り170m)
北の方には残雪を頂いた平標山と仙ノ倉山が見える。
縦走路への横断途中、ピンクのウツギを発見。
最後の踏ん張り。でも山ノ神から『行きたくない』音頭が出そうな雰囲気。
山頂到着。でも10分前に『ここで止める』節が炸裂。単独往復となった。
取りあえず記念撮影。日曜なのに誰にも会わない群馬百名山であった。
山頂から見下ろす巨大鉄塔。
1つ手前のピークが山ノ神の稲包山(往復20分の留守番でした)
下りの縦走路で見かけたギンリョウソウ。
小休止の後、巨大鉄塔へ戻る。(ここは縦走路)
鉄塔への戻り路は僅かに登っている様だ。
巨大鉄塔下のコンクリ基盤で小休止。
下りになると元気百倍。暑さも物とせず下る。
水が近くの河原に出て冷たい流れで顔洗い。
暑さバテの中、無事下山、蛭害皆無。だが、高速渋滞の為5時間かけて帰宅した。