丹沢・榛の木丸周回

宮ケ瀬ダムの水源である早戸川流域は、林道規制や蛭の聖域?の為、立入り困難なエリアだが、早戸川林道が開通されている事を先日確認した為、出かけてみた。目的地は主稜線の姫次から南東に延びる稜線上にあり、5万分の1地形図には標高も山名も記載されていない山、榛の木丸。林道終点の伝道から登り東尾根を下る、周回コースを歩いてみた。
●場  所: 丹沢・榛の木丸 1313m
●時  期: 平成29年6月16日(金)
●同行者: 山ノ神 (姫次往復時、単独行)
●時  程: 本間 橋0730、伝道 0755、造林小屋 0810、鹿戸 0950-40、
   榛の木丸 1010-25、空堀 1045、姫次 1100-10、榛の木丸 1140-50、
   979m峰 1230-40、林道屈曲点 1350、本間橋 1400、

家を出たのは6時前、金曜日の所為か道路状況も順調で、1時間半で本間橋先の道路脇に到着した。ここは名立たる蛭の名所、下車する前に周囲を見回したがお迎えの皆さんが居ないことを確認し出発準備を整えた。気温は18℃涼しい。
平日でも人が溢れる丹沢山塊であるが、終日誰にも出会わない山歩きの始まり。
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魚止橋から近道をとり、伝道に向かう。
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伝道から山道が始まり、流れを越えて急登すると造林小屋。
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造林小屋のすぐ先に榛の木丸への入口があった。(指導標識は無い)
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途中で休憩し、歩き始めた右側に東尾根が見えてきた。(尾根合流地点が山頂)
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鹿柵の東側植林帯を登る。途中で右側から立派な山道が合流(下山時は要注意)
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2度目の休憩直後、鹿戸を潜り自然林・紅葉樹の中を登る。
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ガレの源頭部から蛭が岳方向を望む。
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榛の木丸頂上。山ノ神は姫次往復を諦め、携帯ラジオを鳴らして留守番。
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榛の木丸の下りは痩せた稜線、右手に主稜線の黍殻山を見る。
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空堀の様な地形を通過後10分、東海自然歩道が通る主稜線に合流。
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姫次頂上はだだっ広い。東海自然歩道最高地点1443mの標識脇のベンチで持参した🍙を食べ、、姫次到着とした。余りゆっくりとは出来ない、山の神が待つ榛の木丸へ引き返す。隣にはブナの巨木があり、自然歩道を見下ろしていた。
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入口を×点で厳重に塞がれた山道だが、素晴らしい路だ。
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待ち呆けの山ノ神と共に東尾根を下る。踏み跡は登りに比べてかなり薄い。
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広くなった尾根で一度踏み跡を失ったが、北側を探すと踏み跡があった。
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979m峰以降急傾斜になり、踏み跡が不明瞭になる。テープを探して下る、
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林道が近づき踏み跡は明瞭になった。最後の急降下はロープ頼り、ザックが絡まりふてくされながら下る山ノ神。
結局誰にも出会うことが無かったが、帰宅準備中に若い釣り人2人が車の横を通り、言葉を交わした。
積乱雲が盛り上がる都内は気温32度。家に入った途端に少し雨が降り出した。
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