本仁田山(平石尾根~ゴンザス尾根)

奥多摩駅の裏山・本仁田山は、バスの時間を気にする必要が無い手頃な山。厳冬期でも土日は結構人手がありそうなので、月曜日に出かけてみた。狙いは未だ歩いていない平石尾根。山ノ神を誘ったが、電車では行きたくないとの事だったので、単独行。下りは温泉を期待してゴンザス尾根にした。
●場  所:本仁田山 1224m
●時  期:平成29年2月13日(月)
●同行者:単独
●時  程:奥多摩駅 0850、平石橋(大沢) 0930-40、謎のトンネル 1005、
   #12鉄塔 1020、c840峰 1045-55、平石山 1130、本仁田山 1200-35、
   花折戸尾根分岐 1305、#4鉄塔 1345-50、青梅街道(日向) 1410、
   奥多摩駅 1430

家を出たのは未だ明けやらぬ朝6時、満月を過ぎ月が西の空に残る。奥多摩までの電車料金は本仁田山の標高より10円高い1,234円、渋谷、新宿、青梅と乗り継いで奥多摩駅に到着したのは8時38分。駅前でゆっくりと準備をして日原街道に向かって歩き出す。天気予報では、午後から雲が多くなるようだが、今は日本晴れ、今日の山歩きには十分な天気だ。
日原川にかかる北氷川橋から本仁田山方向を眺める。
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日原街道寺地集落付近まで来ると目指す平石尾根上部が見えてくる。
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平石尾根の末端は石灰岩の岩壁。橋を渡った先から右手に廻り込んで行く。
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この先に民家があり、平石尾根へは消火栓の所から入る(道標は無い)
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橋から15分ほど登った場所の謎のトンネル。昔、石灰岩運搬用の索道が日原街道上を動いていたことを思い出した。
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暗い杉林のジグザグを抜け、#12送電鉄塔に立つと六ツ石山が背後に聳える。
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5万図840m等高線のピーク。雪上には人が歩いた痕跡がない、ここで小休止。
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平石山からアイゼン跡が一つ、鳩の巣路合流点からは無数の足跡がついていた。
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山頂からの展望。筑波山、房総半島も良く見えた。(北側の展望はきかない)
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2人の登山者と歓談し、山頂を後にする。
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落葉で滑る急斜面を木の枝頼りで下っていく。
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樹の間越しの大岳山。その手前に花折戸尾根分岐に近い筑摩山が見える。
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筑摩山(1040m)付近。北斜面には雪が残るが南面は乾いているので助かる。
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花折戸尾根分岐を過ぎた後も急降下が続いたが、樹の間越に石尾根が。
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本仁田山を振り返る。
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#4鉄塔からの南望。中央は大岳山、右手は年末に歩いた鋸と天地山。
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青梅街道に到着。温泉は休みであったが、無事周回登山完了。ガラガラ空きの車内で、残りホットドックを肴に缶ビールを飲んだ。美味い!
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