北ア・赤沢山
東海地方に梅雨明け宣言が出た日、かねてから狙っていた赤沢山に出かけた。今回は、上高地からヒュッテ西岳に入り、この山のみを登る一本勝負。
●場 所:北ア・赤沢山 2670m
●時 期:平成28年7月19日(火)~20日(水)
●同行者:単独
●時 程:
【1日目】上高地 0525、明神 0610-0615、徳沢 0700-0705、横尾 0800-0810、
一ノ俣 0855-0905、槍沢ロッシ ゙0935-0950、大曲 1040-1050、
水俣乗越 1150-1215、ヒュッテ西岳 1320
【2日目】ヒュッテ西岳 0535、赤沢山 0615-0630、ヒュッテ西岳 0710-0720、
水俣乗越 0805-0815、大曲 0850、ババ平 0915-0930、
一ノ俣 1025-1035、横尾 1115-1130、徳沢 1215-1240、
明神 1320-1330、上高地 1420
《掲載写真は赤沢山に関わるものに絞り、途中で出会った花、景色等は別途ブロ グに掲載予定。また、写真の多くはほぼ倍に拡大可能です》
朝の河童橋。靄が立ち込めるが、西穂の稜線に陽が当たり、好天が望めそう。
槍見平からの赤岩山。最初ペースが速くなり、脚が危なくなったが、何とか維持。
(山頂は右端の一見低く見える突起)
予定より早く小屋へ着いたが今日は下降点(白い岩)までの偵察にとどめる。
岩の西側から廻り込むように踏み跡が付き、前衛峰との鞍部に向かう様だ。
朝日に染まる穂高岳。朝4時出発を止めて、朝食後明るくなってから行動開始。
前衛峰頂部を右上に巻いて進む踏跡。鞍部までは踏跡とトラロープ頼りに下った。
前衛峰から眺めた山頂北の肩。前衛峰は大きなガレの源頭部になっている。
東側がガレた稜線もしくは若干西側に踏跡が続く。藪はうるさいが良いホールドに。
三角点があるだけ、静かな頂上を暫し独り占め。
北、東2つの鎌尾根が上下に重なって見える。ここだけの特別アングル。
横尾尾根の赤茶けたピークの先に涸沢ヒュッテの赤い屋根が見える。
北の肩から望む西岳。(空には無数の小さな白い羽虫が飛び交っている。)
連続するハイマツ漕ぎの中にあって石楠花と涼風は唯一の憩い。
間もなく前衛峰。羽虫が朝日に反射し、画像を遮る。
朝の遅れは横尾辺りで取り戻し、予定通り上高地へ下山。その後無事帰宅した。