富士見山と御殿山
梅雨の合間の山歩きは天気次第。春雨じゃ濡れて行こう・・と云う元気もなくなったロートルには束の間の晴れ間だけが頼り。ここの所、2回続けて単独登山の為、秩父方面の涼しそうな山を物色し2人で行く準備をしたが、前日夜放送の天気予報は秩父地方午後から大雨の恐れであった。甲府地方は良さそうなので、晩秋にとっておいた山梨百名山落穂ひろいの富士見山に出かけることにした。標高差約1000m、山ノ神はきついというので、結局単独登山。ついでに北隣にある御殿山1670mにも立ち寄ることにした。
●場 所:南アルプス前衛・富士見山 1640m
●時 期:平成28年7月7日(木)
●同行者:単独
●時 程:平須Ⓟ 0800、北辰大国神祠 0840、標高1150地点 0855-0905、
標高1500地点 0955-1005、展望台 1020、富士見山頂 1035-1040、
展望台 1105-1130、岩ベンチ 1215-1225、御殿山 1235-1240、
堂平下降点 1315-1325、標高1000m地点 1405-1415、
堂平(安らぎの宿) 1440、平須Ⓟ 1440
家を出たのは0515。甲府南までの中央道はスムースであったが、一般道で若干の渋滞。それでも8時前に平須バス停手前三叉路の広い駐車スペースに到着。堂平から登るという先着者と挨拶を交わし、平須から登り始めた。気温24℃、今日は暑くなりそうだ。
風が通らず杉野小枝が足に纏わりつくが、次第に良くなった。標識整備は万全。
標高1150m地点から南西へ斜面を横断。崩壊箇所にはロープが張ってあった。
山頂部まであと200m、ガレ越しに稜線付近が見えてきた。
展望台への尾根路途中で富士山を眺める。《拡大可能》
展望台到着。取りあえず正面に見える山頂(三角点)を往復する。
その前に、富士見山展望台から梅雨時の富士山を堪能。《拡大可能》
南アルプス南部の3000m峰も今日は良く見える。
小さいコブを越えて到着した富士見山頂上。気が付くとストックの先が無かった。
ストックの先は見つからなかったが、眺めで諦める。《拡大可能》
ここでは8式自撮り棒ではなく自動シャッターで撮影。富士山の雲が増えている。
御殿山への道も指導標が沢山ある。ただ最低鞍部辺りはやや踏み跡が不鮮明。
御殿山は標識が無ければ通過してしまいそうな頂上。帰りは巻道も見つけ元気。
堂平への下降点。この道も平須道同様指導標完備であった。
山毛欅の巨木。この道は巨木と面白い形の木が多く見られた。下るにつれ風が無くなり、気温は上がる。水1リットルを下山までに全部飲んでしまい、車内温存の冷凍茶(既に溶けていたが冷たかった)で一息入れた。帰路は38℃の一般道を走り、上野原から高速利用、無事帰宅した。