赤八潮を期待して、日光・夕日岳

毎年GW初めは西上州でアカヤシオツツジを楽しんでいるが、今年は出遅れ未だ見ず仕舞い。遅ればせながら日光・夕日岳にアカヤシオの残り香を求めて出かけた。渡良瀬川東側の山域は石裂山と根本山しか登ったことが無く、70歳以降の登山目標の偵察も兼ねていた。
●場  所:日光・夕日岳 1526m
●時  期:平成28年5月15日(日)
●同行者:山ノ神
●時  程:細尾峠Ⓟ 0810、薬師岳 0850-0905、三ツ目 1010-1015、
     地蔵岳 1025-1030、三ツ目 1040、夕日岳 1100-1125、
     巻道入口 1330、巻道出口 1350、細尾峠Ⓟ 1410

自宅を出たのは丁度5時、関越道経由で伊勢崎まで2時間。その後渡良瀬川沿いに国道を走って8時きっかりに細尾峠に到着した。既に10数台の車が道路沿いに並び、今回の偵察目的に合った年齢のお兄さん、お姉さんの団体出発準備をしていた。我々もおっとり刀で出発準備。気温は12℃と涼しいが、半袖シャツで出かけた。
5万の地図上では平坦地だが、小さな上り下りが続く登山道。三つ葉躑躅が道を覆う様に咲いている。
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登山道を覆う三つ葉躑躅
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薬師岳(1420m)山頂。展望は素晴らしいが、アカヤシオは見当たらず。
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薬師岳からの西望。大きな半月山の左に皇海山が顔を出している。
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夕日岳への尾根路。白八潮三つ葉が艶やか。赤八潮が僅かに残っている。
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三つ目の手前で後ろを振り返ると奥日光の山と薬師岳が見える。《拡大可能
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山ノ神を三ツ目に残し、地蔵岳を往復。(70年近く使った八式自撮り棒が活躍)
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夕日岳に近づくとチラホラと疎らにアカヤシオが現れ出した。
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懐かしい山々を背に夕日岳頂上で大休止。錫ケ岳と半月山は未だ登っていない。
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夕日岳頂上の赤八潮躑躅。誰かが持ち込んだ造花ではなく本物でした。
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控えめな白八潮躑躅。今が盛りでしたが、三つ葉躑躅に押され気味。
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帰路、薬師岳まで小さな登り返しが6つ。山ノ神は足が攣りそうで慎重な行動に・・
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苦あれば楽あり。緩い下りは花を楽しみ乍らゆっくりと・・。
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沢山蕾を付けた山躑躅。1週間後には彼らが主役かも。
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男体山を遠くに眺め、紅白の躑躅を楽しみつつ尾根路を行く。
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右後ろを振り返ると夕日岳が樹間に大きく見える。
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薬師岳の巻道。少し荒れ、笹で覆われた道であったが、足元は確りしていた。
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登山口近くのヤマツツジは開き始めている。(背景は多くの山躑躅の蕾)
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崩壊地を過ぎれば峠も近い。鮮やかな躑躅に囲まれ素晴らしい1日であった。
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