片栗と菫の雨乞岳

山梨百名山落穂拾いも余すところ4座、全て南アルプスの前衛峰だが、雨乞岳は標高差があり山ノ神同行は如何かと思っていたが、ビレッジ白州からの易しいコースがあることを知った。今回は茅野からのスタートなので国道20号線塩沢鉱泉からの道が近回り。然し5月31日まで工事通行止めの為、南側の流川沿いから入ることにした。雨乞岳までの往復コース、累積標高差は5万分の1地形図で約980m。
●場  所:南ア前衛・雨乞岳 2036m
●時  期:平成28年5月2日(月)
●同行者:山ノ神
●時  程:平久保池Ⓟ 0750、遊歩道第3分岐 0840-0855、水場 0935、
    ガレ場上 0945-1000、雨乞岳頂上 1050-1125、ガレ場上 1155、
    1605峰鞍部 1215-1225、平久保池Ⓟ 1300、

6時半に小屋を出発、20号線沿いに平久保池へ向かうが、カーナビは塩沢鉱泉にこだわり全く役立たず。流川沿いの道も通り越し、サントリー工場に突入して警備のお兄さんに止められる始末。旧道登山口の石尊神社を経由してやっと所期の林道に入った。実はまだ一度も給油をしておらず、警告灯は既に点灯している。焦りながら到着した駐車場には先行車が3台。一昨日の名古屋ナンバーのオンパレードとは異なり全て東京近郊ナンバーであった。

登山口は駐車場の真ん前。明るい切り開きを進む。
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枕木の階段か整地された歩道。登山道と云うより遊歩道であった。
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今年初見のエイザンスミレ。
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登山道の枕木手前に咲いたカタクリ
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こちらは薄桃色。
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再びエイザンスミレ。
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頭上にはタムシバ。足元に落ちた花弁が無いと気づかずとりすぎそう。
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1605m峰付近のブナ林。
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正面には甲斐駒ケ岳が大きい。
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山頂を間近に臨む笹原の稜線。
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雨乞岳頂上。ここには山梨100名山の標識は無かった。
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山頂からの甲斐駒ケ岳
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鳳凰山(見えているのは地蔵岳(左)から高嶺(右)の稜線)、日向山も左下に
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途中にあった水場。涸れることも多い様だ。
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カタクリのダイヤモンドフォーメイション。陽が上がると元気が出る様だ。
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駐車場手前の池ノ端の咲いていた二輪草
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今は静かな平久保池。帰路は塩沢鉱泉経由で帰投。(連休でゲートが開いていた)
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