イワウチワ満開の大川入山
中央アルプスの前衛峰で良い所はないかと探したところ見つかったのが大川入山。古いアルパインガイドによれば国道153号線治部坂峠からの往復4時間10分、累積標高差約940mとある。山ノ神と登るには手頃な山と考え登ってみることにした。
●場 所：中央アルプス前衛・大川入山 １９０７ｍ
●時 期：平成２８年４月３０日(土）
●同行者：山ノ神
●時 程：治部坂峠Ⓟ 0900、横岳 1030、最低鞍部 1155、山頂 1240-1305、
1683ｍ峰 1355、1616ｍ峰 1425-1440、横岳 1450、治部坂峠Ⓟ 1540
朝起きたときは－4℃であったが、茅野の小屋を出た6時50分は3℃。中央道を走って２時間、治部坂高原に到着した。取りあえずスキー場側の広い駐車場に車を停めて歩き出す。気温は１２℃に上がっている。道路の反対側に登山者用？の駐車場があり、既に満杯であったが殆どが名古屋方面ナンバーであった。
車道を少し行くとドン詰まりになり、ここから本格的な登山道が始まる。
流れを渡り尾根に出るとイワウチワが道端に咲いている。
登るにつれ、イワウチワの密度は更に増す。
笹薮の根元にギンリョウソウを見つける。
ガレ場の脇を通過。このコース唯一の要注意地点。
横岳間近の尾根路にもイワウチワが続く。
こちらは赤味がやや強い一株。
右手(北北西）方面に大川入山がはっきりと姿を現す。結構遠い。
やっと着いた横岳。山ノ神が弱音を吐きだすが行けるところまで行こう。
小さな上り下りを繰り返し大川入山最後の登りに取り掛かる。
横岳から先はショウジョウバカマが多いが、色の違いがあり結構面白い。
海鼠の様に伸びる横岳(左端）からの稜線。あと少しで山頂。
大川入山山頂。かなり時間をかけて登って来たが、何とか山頂に到達。
恵那山へと続く稜線を背に。北東側からも登って来た組があった。
帰りもイワイチョウを楽しむ。午後の方が花が開いている様に思える。
群生地から次の群生を抜けて楽しく下山。予想外の素晴らしい花の山であった。
