奥茶臼山
信州低山歩き第3弾は斑尾山から1日置いた木曜日、南アルプス前衛の奥茶臼山。赤石岳の西側に位置し、山頂は大鹿村に属している。標高は2500近く、低山歩きと云うジャンルからは少し外れるが御容赦。山ノ神も行きたそうであったが、陽の短い中での往復8時間行程であった為、茅野の小屋で留守番をしてもらった。
●場 所:南ア前衛、奥茶臼山 (2473m)
●時 期:平成27年10月29日(木)
●同行者:単独
茅野の小屋を出たのは4時40分。濃霧の中を諏訪ICを目指す。松川ICで高速を下り、矢筈トンネルを抜け標高1833mのしらびそ峠に着いたのは7時10分。気温7℃。広い駐車場には先行車が1台。
南アルプス主峰のシルエットを横目に見ながら登山を開始。山頂との標高差は僅か640mだが4つのピークを越えた5番目が目指す山頂。帰路は再びこれらのピークを登り直さなければならない。先ずは前尾高山を目指す。
朝露に濡れた笹と落葉松の道を気持ちよく歩く。良く整備されている。
尾高山山頂先展望点からの深南部の眺望(拡大可能)。谷を埋める雲が気がかり。
尾高山を過ぎると倒木等が増え道も荒れてきた。踏み跡を確り見ながら進む。
山頂手前の開豁地からの展望(拡大可能)。山頂は近い。
山頂を通り越した先の展望点からの眺望(拡大可能)
展望点からの中央アルプス。
南アルプス北部も良く見える(拡大可能)
山頂がわりに展望点で休憩。昼食を食べ、丁度正午に帰路に着く。
白峰3山と塩見岳。鳥倉林道も手に取るように見えた。
帰路は苔を楽しみながら下る。
シルエットでは重なって判別できなかった聖岳と兎岳も見分けられる様になった。
再び苔と樹林の道を黙々と下る。
陽が傾き、鮮やかになった落葉松の黄葉。
陽が落ちる前に無事下山。帰路は秋葉街道・分杭峠~杖突街道で茅野へ戻った。