日蓮宗の総本山、身延山

寒露を4日後に控えた日曜日、日蓮宗の総本山として名高い身延山を訪れた。子供の頃、信心深かった祖母に連れられて訪れたが、記憶には殆ど残っていない。身延山には標高差約750mを一気に駆け上がるロープウエイが架かっているが、祖母が歩いたであろう東の参拝道から奥ノ院に登り、西の参拝道を下ることにした。
●場  所:南ア前衛・身延山 1153m
●日  時:平成27年10月4日(日)
●同行者:山ノ神
●時  程:赤い橋 0730、久遠寺 0745-0755、十九丁目 0825-0840、
     大光坊 0900、水屋 0940-0950、奥ノ院(山頂) 1025-1055、
     感井坊 1125-1155、松樹庵 1240、高座石 1300、赤い橋 1310、
今日は天気予報では終日晴れ、渋滞を嫌って普段より早い5時に家を出た。中央道笹子トンネルの工事もなく、2時間15分で身延山久遠寺の総門を通過。駐車場所を探しつつケーブル乗車口まで登ったが、赤い橋の横に砂利スペースがあり駐車可能であることを教わり早速移動。登山開始地点は海抜280m地点となった。

現地でもらった身延山案内地図(絵図)を参照。経路を赤ペンで表示した。
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出発点は赤い橋の左岸、砂利の空地。御草庵跡の予備駐車場であった。
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久遠寺本堂と祖始堂に参拝し、奥に聳える頂上を目指す。
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舗装された参拝道を只管登る。杉・檜の樹間から七面山の大ガレが顔を出す。
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曲りくねった道が尾根に出た所が大光坊。ここから砂利道になる。
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40丁目の水屋を過ぎると富士山が顔を覗かせた。手前は天子山地の山並。
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50丁目が山頂・奥ノ院。南側展望台から富士川と身延の街を見下ろす。
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奥ノ院、思親閣。日蓮上人お手植えの杉が何本かあった。
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北側展望台から先日登った笊ケ岳始め南アルプスの山並を眺める。
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朽ちた山梨百名山の標識が北展望台にあった。南アの山々は冠雪していない。
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ケーブル頂上駅の展望台。多くの観光客が登ってきていた。
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期待した西参道も車が通る林道。追分・感井坊でお持て成しを受け、30分休んだ。
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千本杉。巨木が天を突き聳える。すぐ横の山ノ神と比較すると大きさが判る。
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松樹庵から眺めた久遠寺。高座石を経て出発点の赤い橋に無事戻った。帰路は、上野原で渋滞に捕まり、高尾山で一般道に出て17時半に帰宅した。
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