西上州・兜岩山
兜岩山は荒船山の西、星尾峠を挟んで存在する。所在地は長野県佐久市であるが、その姿・形は見迷うことなく西上州の山である。今回は久しぶりの信州小屋生活。行きがけの駄賃と云っては山に失礼だが、紅葉も若干期待してDrかけて見た。
●場 所:西上州・兜岩山 1368m
●時 期:平成27年10月8日(木)
●同行者:山ノ神
●時 程:荒船不動Ⓟ 0850、県境稜線 0940-0950、田口峠分岐 1040-1050、
兜岩山 1105-1120、ローソク岩基部 1135-1145、御岳山 1220-1230、
星尾峠 1255、荒船不動Ⓟ 1330、
今日は、北海道に接近中の台風崩れ低気圧による強力な北西風の中を出発。下仁田まで高速道を使用し、2時間半で登山口・荒船不動の駐車場に到着、気温10℃。
我々以外登山者はいない。至る所に張ってあるクマ出没の看板に従い、2人とも熊鈴を鳴らしながら出発した。先ずはお不動様に参拝。その後、少し戻って県境稜線に直接突き上げる登山道を選択。
随所にある標識に導かれながら荒れた沢筋を進む。
少し小汗をかいたころ県境稜線に到着。御岳山へ進む。
御岳山頂上は尾根の北西側。樹間越しに空母『荒船』の飛行甲板と艦橋が見える。
ローソク岩へ向かう尾根は段々急になるが、鎖も付いている。
道はローソク岩の北西(信州側)を巻き始める。足元に注意して慎重に進む。
南東(上州側)には懐かしい立岩が聳える。
狭い岩稜を慎重に通過する。樹木があるので恐怖感は少ない。
田口峠へと続く稜線に分かれ、兜岩山へ。分岐からローソク岩を振り返る。
佐久の最高峰、御座山のゴツゴツとした姿もすぐ近くに。
何の変哲もない兜岩山山頂。休むことなく写真だけ撮って元へ戻る。
ローソク岩下で山ノ神を待たせ、基部まで登ってみたが登頂は断念。
小岩峰からローソク岩(右)を眺める。
帰路は途中で下りず、星尾峠まで回って荒船山の下山路を下る。
歩き易い路を下ると、治山工事中の現場に。今日は誰にも出会わなかった。
再び、荒船不動に戻り、今日の登山とこれからの移動の安全を祈願。
帰路、ローソク岩(左)と兜岩山(中央)が車窓に現れた。