紅葉の高嶺と鳳凰三山 ①

今年の夏は天候不順が続き、南アルプスの林道通行止めの影響を受け、高嶺と鳳凰三山の縦走をやっと実現させた。高嶺は地蔵岳のすぐ隣の山であるが、ついつい行きそびれ、2700m以上90座の最後の峰となってしまった。当初は山ノ神と共に登る心算であったが、台風18号の接近を控え、状況により広河原からの日帰り往復も念頭に入れ単独で出かけた。
●場  所:南アルプス・高嶺(2778.8m)
●時  期:平成26年10月3日(金)~4日(土)
●同行者:単独
●時  程
【初日】
   広河原 0635、白鳳峠入口 0650、大岩の階段 0805、ガラ場 0835-0845、
   白鳳峠 0915-0925、高嶺頂上 1015-1025、垢抜沢頭 1100、
   観音岳 1205-1225、薬師小屋 1255
【2日目】
   薬師小屋 0645、南御室小屋 0725-0735、苺平 0805、辻山 0820-0840、
   苺平 0850-0855、杖立峠 0950-1000、夜叉神峠 1045-1100、
   夜叉神峠登山口 1140
 
前日の10月2日夜、東京を出発。夜叉神峠登山口で車中泊の予定であったが、途中夜間工事通行止めの為、芦安駐車場に戻り、林道が開く4時過ぎまで仮眠を取った。空には星が出ており幸先の良いスタートであった。4時半に夜叉神登山口まで前進し、登山準備を整え、朝一番のバスを待ったが、大型タクシーに拾ってもらった。広河原に集まる登山者の殆どが北岳へ向かう中、林道を更に進んで白鳳峠入口へ向かう。大樺沢には一部残雪が残り、紅葉が見事であったが、山頂部は雲の中であった。入口からいきなり急斜面。写真は大岩の4段梯子、やがて傾斜が緩みガラ場の路になるが、結構長いガラ場であった。
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白鳳峠へは2時間40分で到着。早川小屋方面へは通行止めであった。
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黒い雲と、強烈な風が吹き、高嶺で戻ることも考えつつ進む。雲が切れた一瞬。
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念願の高嶺山頂に到着。次の目標は2600m峰残り9峰。天気も回復しだした。
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垢抜沢の頭の先には地蔵岳オベリスクが覗いている。
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垢抜沢の頭から先ほど登った高嶺を振り返る。
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観音岳への登りから後を振り返る。甲斐駒頂上は未だ雲の中。
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観音岳薬師岳から)
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薬師小屋付近の岳樺の紅葉。白い岩は薬師岳の大岩。
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昼日中のブロッケン。(小屋脇にある砂払の頭の大岩に立つ)
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夕映えの観音岳薬師岳
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2日目はその②へ