沢初め、丹沢・大山川右俣

沢初めは何時も葛葉川で、途中まで行って戻ってくる事が多かった。今年は更に近い大山川にした。水量が少ないので、蛭が活動しない早い時期でも冷水を頭からかぶる事は無かろう・・そんな思いで出かけた。難点は入渓点が阿夫利さん神社下社の奥である為、そこまで標高差約400mを登らなければならない。朝の雑用をこなした後、8時過ぎ車で自宅を出た。
●場  所:丹沢・大山川右俣
●時  期:平成25年4月16日(火)
●同行者:単独
●時  程:大山駅Ⓟ 0945、二重神社 1030-1045、二俣 1130、樋状6m滝 1145-1150、
       大山頂上 1250-1345、二重神社 1445-1450、大山駅Ⓟ 1520
 
東名を使い、1時間半で登山口の大山駅Ⓟへ着いた。沢装備はザックにしまったまま、ズックとジャージーという軽装で男坂を登る。山頂まで標高差が約1000mの大山はケーブルカーがある為、軽い山と思われがちだが結構きつい山だ。男坂では2人に出会い、2人を追い越した。涼しい風が吹き抜ける階段の横に遅咲きの?椿が咲いていた。
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入渓地点で服装を整え出発。左手の岩場を慎重に登り落ち口へ立つ。
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二重の滝上段。次の滝は右岸から落ちた大木で埋められ落石を気にしながら通過。イメージ 4
 
3mハングの滝。スリングが2本かかっているが、掴み損ねて滑った。意外とぬめっている。
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二俣先の樋状6m滝。5本のスリングがかかり、A0で登ったが、3本目が擦れて危うい。
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大山氷河?予期せぬ残雪が出現。右岸を今日初めての高巻。ロープを出さずに沢へ戻れた。
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10mCSの滝右岸のバンドを登る。この先の7mは落葉でいやらしい。遠慮なくスリングを使う。
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藪こぎ無く山頂へ到着。平日なのに山ガールが一杯。華やかな情景に合わない土木工事のおっさんでした。
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見晴台への尾根の途中でキクザキイチゲを発見。スミレも美しかったが、一際目立っていた。
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大山川流域を上から眺める。下社もケーブル駅も箱庭の中。
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二重神社。無事入渓点に到着を感謝。後は男坂を30分で駅に下った。足が攣りそう。
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