500円札の雁ケ腹摺山とシオジの森

菅川のシオジ自生地付近の地図を検索していて出て来たのが隣の葛野川・石小屋沢の『シオジの森』。雁ケ腹摺山の北面に当たり、大樺ノ頭への周回登山が出来る、ということで、早速出かけてみた。連れは、最近、高尾山付近限定で単独山行を始めた山ノ神。
●場  所:大菩薩・雁ケ腹摺山
●時  期:平成24年11月16日(金)
●同行者:山ノ神
●時  程:大峠 0915、林道分岐 1045、稜線分岐 1100、大樺ノ頭 1210-1225、
      雁ケ腹摺山1310-1330、大峠1415
 
家を出たのはジャスト7時。澄みきった青空の下、中央道を快適に進む。富士山も真っ白で、500円札の山としてはこれ以上無い好天気。大峠へはピッタリ2時間で到着。樹間越に見える富士を眺め、雁ケ腹摺を先にしようかと迷ったが、今日はシオジが一番。ゲート先約50mの巻道へと進んだ。
 
大峠へ向かう林道から雁ケ腹摺山を望む。
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峠からシオジ自生地へはゲートをすり抜け、その先を右へ行く。気温6℃やや寒い。
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小金沢連嶺を見ながら進む巻道は沢を数回渡る。沢の一部は凍結し始めていた。
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次第に大きな樹木が増えて来る。諏訪の山なら御柱になりそうな大木が朽ちて苔むしていた。(無念!と云ったか、云わなかったか定かではない)
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林道への分岐(最初の分岐)。ここから下の沢沿いがシオジの自生地の様だ。林道へは下りず、大樺尾根まで、更に巻道を進む。
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大樺尾根を大樺ノ頭へ向かう。木の間越に牛奥ノ雁ケ腹摺山が見え隠れ。
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大菩薩遠望(大樺ノ頭~雁ケ腹摺の稜線から)。北面には先日の雪が残っている。
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平成24年11月16日1315の500円富士(本物は昭和17年11月3日0715)
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雁ケ腹摺山頂上南面のカヤトの原。凍結した地面が溶け、滑りやすい。
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大峠への下山路から南アルプス南部の3000m峰を眺める。
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間もなく大峠。亀の甲羅を思わせる石を眺めながら下る。午後まで富士山に雲がかからなかった好天に感謝しつつ、歩き始めて丁度5時間で無事下山。
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