水無川・新茅ノ沢遡行~戸沢右俣下降-Ⅰ

6月最後の週末は、キタダケソウを見に行くか、仲間とクライミングか、と楽しみにしていたが、天候その他の拠所無い事情で中止。結局一人で沢登り。今月3回目の水無川詣でとなった。どこへ行くか朝まで決めてなかったが、烏尾山仲尾根か戸沢の右俣を下ることに先ず決め、その結果、新茅ノ沢遡行と云うことになった。
 
●場  所:丹沢・水無川・新茅ノ沢から烏尾山
●時  期:平成24年6月30日(土)
●同行者:単独
●時  程:新茅山荘Ⓟ 0830、新茅橋 0840、F9滝 0930-0945、CS滝 1025、登山道 1040、
      烏尾山 1050-1105、CS滝 1150、10m滝 1200-1210、二股 1215、
      戸沢出合 1250、新茅山荘Ⓟ 1305
 
家を6時半に出発。土曜日の為、東名高速は混雑していたが順調に流れた。丹沢の山々はおぼろげに見え、薄い雲が山に纏わりついている。辿りついた新茅山荘前の駐車場は小屋の御主人の車以外無く、ゆっくりと沢準備。今日は戸沢右俣下降を基本計画と考え、下山用の靴は準備しなかった。ハーネスと補助ロープ20m、スリング3本。また積極的に濡れる気持ちは無いのでネオプレーンのカヌー用パンツは脱いできた。元気に歩き出し、戸川林道から下を覗くとテントが張ってある。懸垂岩へ訓練に来た連中の様であったが、林道直下で石でも落ちたら偉いことになりそう。他人事ながら気になった。新茅橋では先ず上から沢を覗く。青葉のもみじが覆いかぶさり、良く見えない。暗い陰惨な入口となっている。懸垂岩への道から入渓し、ゴルジュ先の小滝で最初の滝登りを楽しむが、小さな滝にも関わらず落ち口には立派なビレイ用の支点が作られていた。
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F1(7m)左側から登る。ここにもボルト、残置ハーケンがある。登ると直ぐにF2が待っている。
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F2(7m)ここも左から。奥にF3(4m)の看板が見えている。
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F4落ち口から下を覗く。写真中央の線がF3の落ち口。遡行してきた沢がその先に見える。
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F4(5m)写真真ん中の乾いた所を登ったと思う。
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大棚・F5(12m)はソロでは直登遠慮。前回登った際、掴んだホールドが抜けたことがあった。
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大棚から上は小滝が連続。ミニ龍頭の滝の上がF6であった。
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F9(8m)この上で小休止。F7・F8はどれだか判らなかった。
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CS滝(7m)上の涸れ滝。CS滝はカメラを出さずに取り着き、写真を撮れなかった(残念)
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水が無くなると源頭部。ガレルンゼをつめ、途中から右へトラバースし烏尾尾根に出る。
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烏尾山。ここは山ガール、山ボーイの世界。変な爺さんと訝しがられた。(下山は別ブログで・・)
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