水無川本谷遡行

先週、偵察に出かけた水無川本谷。雨続きで水量が増えている恐れもあったが、雨が止んで1日経過した水曜日、思い切って出かけてみた。夜は会合があり、自分が幹事の為、14時までに下山できるよう、早めに出かける。天気予報は晴れだが、出かけた時は何時もと変わらぬ曇り空。
●場  所:丹沢・水無川本谷
●時  期:平成24年6月14日(水)
●同行者:単独
●時  程:戸沢出合 0805、F1 0830、F5 0910-0920、F8下 1005、F8上 1025-1035、
       縦走路 1140、塔ケ岳 1155-1225、天神尾根分岐 1330、戸沢出合 1430
自宅から戸沢出合までは1時間40分。登山口の戸沢出合には既に数台の車があり、登山準備中。殆どが尾根歩きの人達であった。今日は本谷の奥に表尾根の稜線が見え、塔ケ岳も顔を見せている。
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先週偵察で下ったF5までは順調。若干水量が増えているようだ。
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F5は手前左岸の巻道を登る。ここまで約1時間。先行者が1名いるようだ。
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F6のチョックストーンはA 0で越える。前回はkさんと一緒だったが・・、当時を思い出した。
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沢一杯に埋まった崩落の瓦礫。やがて水流が復活したが、F7はどれか判らないうちに通過。
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F8(25m)。飛沫に虹がかかり美しい。上の段は写真に収まらなかった。
巻道は左岸の滑りやすいルンゼであったが、途中からロープがあったので積極利用。
トラバース地点は足場が抜けそうな危うい処があったので、セルフをロープに取り、万一に対応。
滝の上は静かな河原で、2本目の休憩を取った。
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水流が2:1くらいの直角に曲がる沢に入るとやがて崩壊地。左手尾根の鹿道を辿って登る。
F9(10m)が確認出来なかったが、埋もれたか、自分が間違えたかであろう。
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出た所は山頂直下の痩せた稜線の少し手前。山頂までゆっくり15分の位置であった。
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今年一番の丹沢晴れ。富士山も雪を沢山頂いている。
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下山は天神尾根を利用。沢靴から履き換えた古い運動靴は下山時には底が無くなる寸前。
靴もさることながら、本人も足を攣らせながらボロボロ状態で下山のお粗末。
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