八ヶ岳山麓の境界道

村生活は予定より1日早い11月5日に終了した。今回も山に登って気になったのが山麓から中腹辺りにかけての境界標識だ。立場山も稜線に出るとこのような標識が立場山頂まで続いたが、そこから先は無くなった。これが木の杭を入れた確認標識。イメージ 1
石にペンキで書いたものもある。
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下山時、もう少しで登山口と云う安易さと、今後の登山を考え、登りやすい道を捜すつもりでペンキ矢印にに導かれ境界確認道へ入ってみた。南稜登山道よりも良く踏まれ、良さそうに見えた道の実態はこれだ。尾根を忠実に辿る路の右側は崖で、この下は抉れていた。下が空洞になった場所は数カ所存在。
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矢印、テープに導かれ踏み跡を下ると岩場に遭遇。岩の基部を左右に大きく巻きながら下るが、結構危ない。真下に堰堤らしきものがあり、そこへ向かっていくようだ。
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木の幹にお助け紐、スリング2本を交互に掛け、下が岩場の危険箇所を無事通過。危ない所では写真撮影が出来なかったが、ハング気味の岩壁の下を巻き下るところで一応安心。
下の奥に大きな洞窟があり、何が生息するか判らないので避けて通過した。
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下り立った大きな堰堤の上。無事下りて来たが標識は無く、対岸を捜すと荒れた林道が走っていた。
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林道を駐車場へ向け歩く。4~50分余計な時間をかけてしまった。この境界道は、本来入ってはいけない所で、踏み入らない事と云うのが判り切った当然の結論であった。
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