秋の西丹沢・畦ケ丸

天気が良さそうな日を選んで、何処かへ出かけようと思ったが、独りで行くか、2人で行くかで場所も行き方も大違い。前の日の夕方、明日行くぞと云うと、山ノ神も文句を言いつつ準備を始めた。さてどこへ行くか。寝る前に決めたのが、山ノ神とは2度目の畦ケ丸。今回は逆回りで大滝橋から登ることにした。
●場  所:西丹沢・畦ケ丸
●時  期:平成23年11月9日(水)
●同行者:山ノ神
●時  程:大滝橋 0855、マスキアラシ沢出合 0940、一軒家避難小屋 1000-1020、
     大滝峠上 1100-1110、畦ケ丸(避難小屋) 1150-1220、善六ノタワ 1300、
     第2ベンチ 1320-1330、本棚 1340-1345、西丹沢自然教室 1425
 
本日の天気予報は晴れ晴れの晴れであったが、生憎の高曇り。高速道路から眺める富士山が黒々としているのも奇怪だ。大滝橋まで約2時間かけて到着するとオレンジチョッキのハンターがぞろぞろいる。彼らに聞くと丁度我々が登る経路の内側で有害鳥獣の駆除を行うとの事であった。取敢えず山ノ神と荷物を下ろし、駐車地点の西丹沢へ向かう。西丹沢には平日にもかかわらず多くのハイカーの車が停まっていた。車から自転車を出し、山ノ神が待つ大滝橋へこぎ出した。自転車は車より早く、歩けば1時間近い所を5分足らずで下ってしまった。然し、風避けを忘れた為、寒いこと甚だしく。大滝橋に到着後、直ちに歩き始め、やっと人心地をつけることが出来た。林道の右手、大滝沢の左岸に沿って鹿討のスナイパー達が点々と潜んでいた。
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久し振りの西丹沢は、相当荒れていた。関東を直撃した台風の影響が未だ残っている。倒木も多く、大きな木が道を塞いだり、崖下に落ちているのを見かけた。
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大滝沢沿いの登山道
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一軒家避難小屋で一休み。
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大滝峠上からは稜線を歩く。ブナの巨木が素晴らしい。
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樹木越しに菰釣山への稜線と道志山地の最高峰、御正体山が見える。山頂はすぐそこ。トイレ、ストーブ付きの立派な避難小屋が待っていた。
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今回は昼食大休止を避難小屋ピークでとった。一つ隣、歩いて2分の山頂では記念撮影のみで通過。
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西沢出合への下り道は良く整備され、紅葉も見ごろ。ただ天気が今一で紅葉が映えないのが残念である。
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急な尾根道が沢道に変わると本棚への分岐があった。山ノ神を置いて、落差70mの大滝・本棚を見に行った。この更に下に下棚があったが、先に行った山ノ神が気がかりになり、此方の往復は取りやめた。
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西沢の沢沿いの道は思ったより長く、大きな堰堤の階段下りが2回あった。吊橋が見えて来るとその先が、終点の西丹沢自然教室。駐車場の周りの園地には紅葉が鮮やかに輝いていた。
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