意外と険しい低山、房総・元清澄山

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孫の冬休みが終わり、家へ帰る直前の7日、房総の山歩きを計画した。場所は日蓮宗大本山のある清澄山。元清澄山を往復し、清澄寺を参拝するというものである。
●場 所:房総・元清澄山
●時 期:平成23年1月7日(金)
●同行者:山ノ神、2孫(雄)
●時 程:林道ゲート 0925、元清澄登山口 1050、元清澄山頂 1150-1210、
    元清澄登山口 1310-1320、林道ベンチ 1410-1430、林道ゲート 1455、
    妙見岳 1515-1520、林道ゲート 1540
出発時の東京はこの冬1番の寒さ、氷点下2℃。途中で寄った海ホタルからは北岳・間ノ岳もハッキリ見えた。歩き始めは東大演習林の中を通る林道ゲート。広い駐車場に我々の車をポツンと残し出発する。立派な林道は蛇行し、上下にうねりながら北西へ向かう。南面を行く時は風が遮られ暖かいが、北面は風も強く寒い。1時間半の林道歩きの後、やっと登山口。ここからは枯れ草が落ちた登山道であるが、房総の複雑な地形を反映し蛇行している。鎖場や細い尾根を通過した後、小さなピークを階段で登る。今まで緩い上り下りの連続であった為、ここでは身体のギアーを変更しないとキツイ。小さなコブを越え、7つ目が山頂であった。山頂直下の痩せ尾根は海側の崖下が削られ道の下がハング状態。おまけに砂岩の為、通過には十分な注意が必要である。山頂は風があり寒いけれど、休憩を取りパンを口に入れる。今まで誰にも出会わなかったけれど、多分今日一日会う事はなさそうだ。20分で山頂を離れ、往路を戻る。樹の間越しに清澄山最高点の妙見岳が見え隠れする。ここの山道は関東ふれあいの道と云う事になっており、登山口まで2.9km。帰りも丁度1時間で到着した。更に林道が5.1km。往路は通過したベンチのある展望台で再び休憩、今日登った元清澄山辺りはかなり遠方になっていた。結局ゲートまで誰にも登山者に合わず静かな山歩きを終了したが、ここからは清澄山のお寺参り。冬桜を眺め、山門から本殿を参拝。最高峰の妙見岳には本殿の左手から登った。陽は長くなっているが、西に傾きだしたため清澄寺を後にし車を置いた林道ゲート前に戻った。ゲート前から元清澄山までの標高差は50m。然し結構歩きでのある面白い山であった。(山頂直下は結構険しい)