トレ沢・丹沢戸沢左俣

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今年は未だ沢初めを行ってないが、いきなり沢トレーニング。夏山に備えてガレ場歩きが出来そうな戸沢に出かけた。左俣を登り右俣を下る。余力があればその時また何か考えると云う、今回もかなり好い加減な計画。
 ●場 所:丹沢・水無川水系戸沢
 ●時 期:平成22年7月17日(土)
 ●同行者:単独
 ●時 程:戸沢出合 1105、二股 1140、大滝 1205、稜線 1325、
     行者キレット 1330-1345、烏尾山 1405-1415、新茅大滝 1630-1545、
     新茅入口1600、戸沢出合1610
自宅を出たのは6時半。然し今日は3連休の初日。東名道は40km地点まで40kmの渋滞。一旦乗ってしまったが横浜で下り、後は246号をまっしぐら。それでも戸沢出合まで4時間懸かった。第1食事は出発前。兎に角、左俣だけは登らないとしゃれにもならない。昨晩の寝不足でバランスが悪いので気をつけつつ沢を詰める。二股から先はゴルジュになり丹沢の沢らしくなる。大滝は垂直で右端はかぶっている。巻道は右側とあるが、その前のF2のルート説明の右左が全く逆であった為再確認。ズルズルと滑る斜面を笹の枯れ木頼りで心もとない。灌木が生えた位置まで登り、灌木沿いに移動すると落ち口の上に出た。ここの下りもロープを出そうか迷ったが、何とかクライムダウン。この高巻に20分を要した。その後、2つの滝を越すと流れはだんだん細くなってきたが雲中で全く視界無し。本流に近い所を只管登る。落石が怖い為、尾根様の所を選び灌木を掴みながら登るが灌木も無くなる。薊が混じった草を掴みつつの登リが続いたが傾斜が緩み樹木が現れると右下に登山道が見えた。左右に少し移動して場所を確認した後、行者のキレット付近で大休止。時間は十分あるので予定どうり右俣へ下りる事にし、烏尾山へ向かう。烏尾で記念撮影をした後、仲尾根右側を目指し下ったが藪に阻まれ強引に下るうちに急なガレルンゼに行き当たった。ルンゼは次第に広くなり、チョックストンの枯棚等も出て来た。左から水量の多い枝沢が流入すると沢らしくなってきた。二股は近い!と思っていると新茅ノ沢F10と云う標識。え!・・最初は悪い冗談かと思っっていたが次に現れたF9表示(写真あり)に愕然。まさしく新茅ノ沢である。こうなれば仕方がない。大滝下までは主に巻道を下り、そこから下はシャワーを浴びながらのクライムダウンを楽しんだ。今日は連休初日であったが、沢では誰にも会わず静かな沢トレーニングであった。(但し戸沢では奴に会いました。写真は別途開陳)