梅雨時の快晴、蓼科山

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 札幌の岳朋を迎えての第3日は、近場の蓼科山。鈴蘭峠から登り大河原峠、天祥寺原経由で鈴蘭峠へ戻る案等も提案したが、Iさんは小屋に残り補修作業をとの事であった。折角の機会、良い天気なので補修作業をお断りし、蓼科牧場7合目からの往復登山に決定した。

●場 所:蓼科山
●時 期:平成22年6月6日(日)
●同行者:井沼氏、佐々木氏
●時 程:登山口 0725、天狗ノ露地 0900-0915、将軍平 0940-0955、
    蓼科山頂 1030-1120、天狗ノ露地 1205-1230、登山口 1305

 今日は3日間で最も良い天気。小屋を出てから白樺湖のコンビニに寄り昼食を調達。概ね30分で登山口の7合目に着いた。梅雨時になっているのに今日は雲1つ無い快晴。それに空が澄んでいる。樹林の中を登る道は北八ヶ岳や奥秩父に良くある普通の苔むした道だが、札幌の岳朋にとっては珍しかったらしく『苔が凄いですね』と云われ、改めて苔を見直した。天狗ノ露地は岩がゴロゴロした小展望台。乗鞍から妙高までの全山が見渡せる。お二人にとっても懐かしい山々の幾つかが評定されたのでは。ここから再び樹林の中を登り将軍平の十字路に到着。目の前に山頂が見えるが石伝いの急な登りだ。登山者が多く混みあっている為、用心して登る。到着した山頂からは文句なしの大展望。この山が日本百名山に選ばれた理由が判る様な気がする。北・中・南のアルプスと八ヶ岳・奥秩父に囲まれたど真ん中である。岳朋にとっては秋の八ヶ岳登山の事前偵察の意味もあるので確りと八ヶ岳を眺めてもらい、後はボンヤリ、マッタリ山頂で過ごした。遠方では尾瀬・燧岳を確認したがその先は無理であった。(地球は丸かった)下りは残雪に気をつけながら往路を戻り下山。途中天狗ノ露地で大休止の際、地元上田市にお住まいと云う老夫婦と会話。天候に誘われ朝急に思い立って来たとのこと、今日は将にのんびりとした登山日和であった。心配事は唯1つ。今回の3日間で晴天の運を使い切り、本番の秋に晴天が未だ残っているか?である。次回来られる方々の日頃の品行が試されますので岳朋の皆様、天気の神様を敬い暮々も疎かにしない様、宜しくお願い致します。