富士山初滑降

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念願であった富士山初滑降。滑降距離は少ないが、雪の状態が良いと云われる富士宮・表登山口で実施した。同行者は札幌から遠路駆けつけた昔仲間の岳朋である。さて。
 ●場 所:富士山
 ●時 期:平成22年6月4日(金)
 ●同行者:井沼氏(徒歩)、佐々木氏(スキー)
 ●時 程:5合目0645、8合目1015-1040、奥宮1315-1420、5合目1630
東京を朝4時に出発。御殿場辺りから眺める富士の積雪状態は昨年並み。風も無く澄み渡った空に聳える富士山は美しい。5合目では何組かのスキー登山者が準備をしている。気温3℃は昨年より4℃寒い。昨年、滑落事故や落石事故があった為か危険立入禁止表示が物々しい。自己責任で登り始める。6合目でIさんを待ちながら雪の状態を探る。昨年は8合目から雪上を歩いたが、小さな雪渓が7合-8合間にある。Iさんの到着後出発。ガラガラの岩道はスキー靴では登り辛い。7合目から雪渓に入り上を目指す。8合目で少し長い休憩をとり、徒歩のIさんとは別行動をとる。時々雲中に入り霧に巻かれるが携帯電話が通じるのが有り難い。8合目からシール登高に切り替えたがこちらでもキツイ。昨年は奥宮まで3時間40分かかり、体力が落ちたと感じたが今回は更に時間がかかっている。途中でスキーを滑らした時に痙攣し休憩。奥宮にはSさんに遅れる事10分で辿りついた。足元には雲が漂っているが山頂は陽光に満ちている。遠来のSさんには剣ケ峰往復を薦め、自分は小屋裏でトカゲを決め込んだ。今回はカメラを忘れると云う失態を起こし悔やんでいたが、何とザックの底から出てきた。(従って山頂までの写真はSさんから提供してもらったものである)やがてSさんも剣ケ峰から戻り、時間は14時過ぎ。気温も下がり始めた為いそいそと滑降準備。スキーを履いて下り始めると携帯が鳴りだした。Iさんからだ。見ると9合8勺辺りの岩の所に姿を発見。あと2~30分と云う所か。雪の状況等を考えIさんには誠に申し訳なかったが、下山をしてもらう事にした。8合目までは快適なバーンが続き、雲中に入りながらドーザー道まで滑り、直ぐ隣の小雪渓へ移り標高差1000mの素晴らしい滑降を楽しんだ。Iさんも前後して徒歩で下り、7合目でスキーを脱いだ後は同一行動。6合目で中休止の後、雲に覆われた5合目に無事下山した。今回のコースは素晴らしい斜面であったが、さすがに登りは辛かった。次は吉田大沢か。